まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ワープツイスト織り

maru992008-01-22

毎月のことながら、月の後半は何かと私用が多い。今日は手織教室で、その前に食事会ということで、いつもより1時間早く、教室と同じビルの下の階にある日本料理店 「つきじ植むら」 に集合。個室でゆったりくつろぎながら、1800円也の豪華なランチ。ほぼ全員が全部は食べきれないぐらいのボリューム。はぁ〜、お腹いっぱい。


前回見学にいらした方が今日からスタート。これまで私が一番の新参者だったんだけど、新しい人が入っても私が最年少なのは変わらない。まずはレザーの紐を織り込んだ宿題を見て頂くと、見本とまったく違うのは 「むしろ大歓迎」 と言ってもらえた。さらに 「こんな入れ方思いつかなかったわ〜!」 と感心され、「やっぱり若い人は違うわねぇ」 って、何でも年齢のせいになっちゃうのはちょっと違うような気が…。


次の課題は 「ワープツイスト織り」。毎回 「○○織り」 ともっともらしいタイトルがついているのだけれど、そのままネットで検索してもまずヒットしない。でも英語で入れてみると結構ヒットする。今回も、weaving "warp twist" で検索すると165件のヒット。助手さんは毎回英語のテキストを参照しているようだから、私たちの課題も出典は英語なのかもしれない。手織を習い始めたきっかけが石垣島のミンサー織りだったせいか、日本の伝統的な織物をイメージしていたので、カタカナがたくさん出てくることになんとなく違和感がある。


ワープは 「縦糸」、ツイストは 「ねじる」。その名のとおり、模様を入れる箇所で縦糸をねじって上下を入れ替える織り方。そのために織り機のパーツのひとつをはずしてしまうという発想に目がテン。家で張っていった縦糸は、2色の毛糸を1本ずつ互い違い。その縦糸に、横糸も2色を1本ずつ互い違いに入れていくのだけれど、上下どちらで横糸のどちらの色を入れるかによって模様がまったく変わってしまう。おもしろいなぁ。ワープツイストで菱形の模様を作る。しばらく平織りした後、悪戦苦闘しながら菱形の下半分を終えたところで2時間の授業は終了。それなりにメモを取ってきたものの、織り方のメモって言葉で説明しにくいからすごく難しいのよ〜。


しばらく放置してしまうと絶対に織り方を忘れてしまいそうなので、帰宅してからすぐに続きを始める。「上半分は逆にすればいいから」 と先生は言っていたのだけれど、逆って、何をどう逆にすればいいわけ??? あれこれ試してみたけれど、なかなか目指す形になってくれない。先生に伺いたくても、電話で説明されても分からないだろうしなぁ。く〜っ! あ、そういえば、横糸の上下で模様がまったく変わるんだった。てことは、もう一段織って、横糸の色が変わったところで模様を入れれば … できた〜っ!! やったぁ!!


要領が分かったらがぜん面白くなり、例によって見本どおりではつまらないので、様々な試行錯誤を始める。う〜ん。これははまりそうだ。手織っておもしろいなぁ!


そうこうしているうち、携帯の受信ランプが点滅していることに気づく。1時間近く前に仕事のメールが入っていた。また新しい依頼がきちゃったかぁ。2週間ぐらいかかってもいいから、と言われてしまうとねぇ。税務署から確定申告の用紙も届いてしまったしぃ。緑内障の検査もまだ続くしぃ。でも明日から芝居だし〜♪