一度は６時間ほどで９時すぎに目が覚めた。でもまたすぐに寝入ってしまった。１０時すぎにも目が覚めた … と思うがまた寝てしまった。そんなこんなで目覚めては沈没し、を何度か繰り返し、最後はもう意地でも起きるかって感じで１時すぎまでグダグダしてしまった。仕事がない時の私ってホントにダメダメ〜。
珈琲でひと息ついたあと、ネットであちこちのぞいているうち、あっという間に３時。シャカシャカと歯磨きをして、この冬いちばんの寒さだって言うから思い切り厚着をして、眼科で自転車も危ないから徒歩で来るように言われたので、テクテクと歩いてまず歯科へ毎月の健診に。
ほぼ同い年の先生とはいろんな話をするので、緑内障のことも話したら、別の病院でセカンドオピニオンを求めることを薦められた。有名だというオススメの眼科の情報も教えてくれた。でもまぁ、今のところはまだ検査の段階だから、もし手術とか言われたら検討してみるつもり。先生は飛蚊症で眼科に言ったら、なんと年のせいだと言われたそうな。年齢とは関係ないと思っていたからビックリ。
左下の歯肉がまた腫れていて、「掻爬しとくね」 と先生。えええ。無理やり膿をかき出すんでしょ。それってメッチャ痛いんじゃ？ と思っている間にもう始まってしまった。いいいいい痛い〜っ！ 「ガマンガマン」 って、そりゃあ大人だものガマンしますとも。でもね、どうしたってグーに握った両手に力が入っちゃう〜っ！
ああ痛かった。先生のイジワルぅ。眼科の予約時刻までまだちょっとあるので、ＡＢＣクッキングスタジオに寄ってパン教室の予約を入れる。年末年始のスケジュールが立たなかったから、今年はまだ一度も行っていない。端末に向かって予約の入力をしていたら、パタパタと近づいてくるスリッパの音。いつも授業を受けている先生だった。「大丈夫だった？」 へっ？ 「最後に来た時、体調が悪そうだったから」 あ、そうそう、珍しく風邪を引いて絶不調だった時ね。「あれきり来ないから、こじらせて大変なことになってるんじゃないかって心配してたのよ」 ひゃ〜っ！ それはそれは大変申し訳ないことを。もうすっかり元気ですぅ。
さて、いよいよ眼科の時間。５分おきに３回、点眼薬をさすはずが、私の場合は２回で十分に瞳孔が開いたそうで、そのまま診察室へ。別に特別な機器を使うわけではなく、いつもより何倍もまぶしい光を当てながら先生が目の奥をのぞき込む。思わず目を閉じそうになるのをガマンするのが大変。両眼ともチカチカしてきたところで検査終了。さてその結果、神経の一部がつぶれているそうで、２回目の視野検査の結果から腫瘍等による神経の圧迫はないと診断したものの、今日の検査結果ではその可能性も捨てきれないので、やっぱりレントゲンを撮った方がいいと思う、と先生は言うのである。なんじゃそりゃ。視野の欠損部分が下中心線を超えた場合はレントゲンを撮るまでもなく緑内障だって言ったじゃん。… と思いながらも口にしないでいたら、沈黙で感じ取ったのか、視野検査は任意性が高いから、と先生。確かにねぇ。絶対的な数値で結果が出る検査ではないから。で、結局、紹介状を書くから別の病院でレントゲンを、ということになり、薦められた病院は行ったことがないので、別の、ウチから一番近い総合病院に変えてもらった。う〜む。結局また確固たる結果は出ないのね。やっぱり歯科の先生の言うとおり別の病院に行ってみようかなぁ。でもせっかく紹介状もらったんだから、とりあえずレントゲンだけは撮ってみるかぁ。早い方がいいのは分かってる。明日は手織教室だけど、急いで帰ってくれば外来の受付に間に合う。でも、その翌日から３連チャンで芝居でその次は油絵。明日の夕方レントゲンを撮って、万一その場で腫瘍があるなんて分かったりしたら、どよ〜んと落ち込んで芝居どころじゃなくなっちゃう。まさか腫瘍ができてるなんてこと絶対ないと思うしぃ。
思ったより見えにくいことはなく、初めてコンタクトレンズを入れた時のように、やたらと店内の照明が乱反射する程度。これなら自転車ぐらい大丈夫なんじゃないかなぁ。でもさすがに文字の読み書きは無理だった。携帯にメールが届いているのは分かるけど、読もうとしてもまったく読めない。帰り道は別にこれといった不便もなく、家の中ではそれほど乱反射の影響もないのだけれど、アルパを弾くのも無理だった。弦がちらついてダメ。く〜っ！ あ、そうそう、メールメール。フォルダの位置から仕事関係なのは分かっていた。ＰＣで文字を大きく表示させればなんとか読める。新たな依頼だった。へこむ〜。若干の期待をこめて、今週中は無理だと抵抗してみる。でもどういうわけか、こういう時に限って締切まで余裕があるものなのよねぇ。来週でもいいから何とか、と言われてしまったらもう断るわけにいかない。ガックリ。
この目では何もできないので、お風呂に入って寝てしまおう。レントゲンかぁ。やんなっちゃうなぁ〜！
