ついこの間、あちこちのクライアントから同時に依頼が立て込んでバタバタしていたのに、またパッタリと途絶えてしまった。ヒマならヒマで、やりたいことが山ほどあるからむしろ大歓迎なのだけれど、これで年末年始が大忙しだったら悲しいなぁ。
… などとつらつら考えながら、ベッドに入ったのはもうお隣りの一家がにぎやかに出かけていった後。８時を回っていたので、ひとまず４時間だけ寝るつもりで正午にアラームをセット。でもなかなか寝付けなくて、９時近くなってしまったので１時間遅らせ、午後１時のアラームでのっそり起床。完全に昼夜逆転しているわけじゃないせいか、こういう時間に起きるとなんとなく、誰にともなく罪悪感を感じるんだよね。フリーになったばかりの頃、９時すぎまで寝ただけで 「みんなもう働いてるなぁ」 と申し訳ない気がしたことを思い出すと、さらにダメ人間になりつつあるような気がしてくる。別に誰かに迷惑かけてるわけじゃないのにね。
さて、夕べひととおり織り上げたクリスマスツリーのタペストリーの糸始末。マフラーやテーブルセンターのような平織りの作品は、基本的に両端の糸始末だけだから、本数が多いと時間がかかるものの、手順としては単純作業。でも今回のように装飾性を伴うものは、その分、糸始末も手間がかかって大変。表に響かないように、慎重に端糸を生地に織り込んでいく。ちまちました作業を進めながら、だんだん時計が気になってくる。というのも、今日は中国に出張していたネッ友が帰国する日で、せっかくだから新幹線の時間を遅らせて、東京駅の近くで別のネッ友と３人でサクッと一献という約束が出来上がっているものの、待ち合わせとかお店とか、詳しいことがまったく決まっていない。とりあえずお店をいくつかピックアップして、どうするのかなぁ、と思いながら糸始末の作業を進めているうち、４時をすぎ４時半をすぎ…。だんだん不安になってきて、埼玉から仕事を終えて飛んでくるはずの別のネッ友にメールしてみる。彼女が東京駅に到着するのは７時半近くだというので、じゃあ私もその頃に、と特に待ち合わせ場所も決めないまま、家を出たのは６時半近く。東京駅に着くまでには、帰国する本人と彼女が連絡を取り合って、待ち合わせ場所を伝えるメールが入るものと思っていた。ところが何の連絡もないまま東京駅に到着〜。埼玉の彼女とは、ケータイで互いの場所を伝え合って合流できたので、ひとまず構内のレストランに落ち着く。４時すぎには飛行機が到着しているはずの彼からは依然として何の連絡もなく、ケータイも通じなくて連絡がとれないという困った状況。飛行機の発着が遅れているかどうかも今はケータイで調べられるのね。すごい時代だ。でも上海からの便に遅れは出ていない。だとすれば６時前には東京駅に着いていてもおかしくないのに、何の連絡もないなんて。なんでもケータイの充電器を持参し忘れたと電話で話していたそうなのだけれど、それにしたって、どうにでも方法はありそうなもの。ケータイの電池切れが事前に予測できる状況なら連絡先を控えておけばいいわけだし、コンビニとかドコモショップとか、時間の余裕があるんだからいくらでも充電できるはず。じゃあケータイを上海に忘れてきたんじゃ？ それとも変なモノを持ち込もうとして連行されちゃったとか？ いくらなんでもそれはないだろうけど、まさか急病とか？ あれやこれやと心配しながら、彼女はシーフードドリアを、私はビーフシチュー＆オムライスを食べ終わってしまい、９時頃にそのままおひらき。結局ただ彼女と東京駅で食事しただけになってしまった。
一体どうしちゃったんだろうなぁ。言いだしっぺの彼が連絡もなくドタキャンなんて。これがもし仕事が忙しい時に無理して時間を作ったんだったらキレちゃうところだ。… と考えながらの帰り道、別れたばかりの彼女から彼のメールが転送されてきた。なんのことはない、ケータイが電池切れで 「お手上げ」 だったのと、とっても疲れていたから帰ってしまったんだそうな。じゃあ彼がもう東京駅から新幹線に乗った後に、私たちは彼に会うためにわざわざ東京駅へ向かったわけ？ それはあんまりなんじゃ？ 「お手上げ」 って、単に手を尽くさなかっただけじゃん！
まぁ、埼玉の彼女とも普段はなかなか会えないから、久々に会って食事ができただけでいいかって思って、彼女にもそう返信したのだけれど、お風呂でのんびりあったまりながら、やっぱりなんだかなぁ、と考えてしまう。だって彼女が私にメールを転送してくれたものの、本人から私には何の連絡もないままなんだもん。ドタキャンされた上に連絡もないなんて、いくら疲れているにしたって、ねぇ？
… と、それはともかく、結局そのあと大橋さんのデイブレイクを最後の５時まで聴いてしまった。何をしていたというわけでもないんだけどね〜。ＰＣがあるといくらでも時間をつぶせてしまうからなぁ。いかんいかん。
