まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ヨットに … 見える?

maru992007-11-26

8時台に起きて10時前に家を出て半蔵門へ。国立劇場は正午開演のことが多くて、夕べまでそのつもりでいた。寝る前になにげなくチケットを確認したら、11時半開演。あぶないとこだった〜。


めったに通し上演されない演目をしっかり見せてくれるのが国立劇場の素晴らしいところで、通常は 「合邦庵室」 という場面しか上演されない 『摂州合邦辻』 の通し上演。しかも見慣れたはずの庵室の場もまったく違うやり方で、最初から最後までビックリしっぱなし。ただ目新しさだけに驚いていたわけじゃなく、通し上演だからこそ初めて分かったこともあったし、なにより主役の玉手御前を演じた藤十郎に圧倒され、これまでこの芝居に対して抱いていたイメージがガラリと変わってしまった。観終わってからも、なんかもうすんごいもの観ちゃったな、というザワザワ感が残って、いろんな意味ですごい舞台だった。この形で上演されたこと自体がとても意義があると思うし、観るべき舞台だったとも思う。それなのに、千秋楽だというのに空席が目立った。残念だなぁ。確かに地味だし一般ウケする演目じゃないけど、こういう舞台こそ観ておくべきなのに!


終演後、いつもなら甘味処 「おかめ」 に寄るところだけど、今日はパスして九段下から東西線に乗り換え飯田橋へ。めざすは小さな文具店。わざわざボールペンを買いに行く。というのは、愛用の 「ほぼ日手帳」 には仕事のこともプライベートのこともすべて書き込んでいるので、4色のボールペンで色分けをしているのだけれど、いまいち最適なペンに出会えないでいた。ぺんてるのローリーC4はたまにインクがダマダマになるし、パイロットのドクターグリップは、なぜか黒だけ下敷きを使うとうまく書けない。他にもいろいろ試してみたけど、なかなかコレというのが見つからなかった。そこで、ミクシィの 「ほぼ日」 コミュで検索してみると、同じぺんてるでもKARENというシリーズがいいらしい。ところがこのシリーズ、あちこち探してもまったく置いてある店がない! 仕方なくぺんてるのサイトで販売店を検索し、たどり着いたのが飯田橋の文具店。飯田橋なんて普段まったく行かない場所だから、最初は送ってもらうつもりでメールをしたのだけれど、単価の安い商品なのに送料がもったいないというごもっともなご指摘。調べてみたら、国立劇場半蔵門から飯田橋って、半蔵門線から東西線に乗り換えるもののそれぞれ1駅ずつしか乗らない近距離だった。知らなかったわ〜。で、ひょこひょこ出かけて行ったら、夫婦とお母さんの3人で店番をしている家庭的なお店で、とっても感じがよかった。行ってよかった〜。ようやくゲットできたKARENは、書き味もインクの調子もバッチリで、デザインもいい。新しい手帳を使い始める前に理想的なペンが見つかってよかった♪


スタバで手帳に新しいペンで、歌舞伎座昼夜と国立劇場をそれぞれ観た日のページに感想を書き込む。どのページもギッシリ。映画も芝居も、観たあと大抵、手帳には書いているのよね。なかなか芝居帖にアップするところまでいかないんだけど。


帰宅してからは手織りの宿題。もう明日が教室の日だというのに、このところ仕事が忙しかったから、まだ終わっていないんである。模様織りの部分はそれなりにスムーズに進んだのだけれど、いろんな色を少しずつ使っているから、織り終わった後の糸始末が大変だった。両端もひと目ごとにかがり縫い。ちまちました作業をひととおりすべて終えて、ようやく完成した時にはすでに朝〜! もうちょっと早く終わると思ったんだけどなぁ。この織り方、工夫次第でどんな図柄でも描ける。時間があったらいろいろやってみたいなぁ。