まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

2本立て

maru992007-11-07

また10時すぎまで寝ちゃった。水で顔を洗うのがだんだんつらくなってきたなぁ。冷たさでシャッキリ目が覚めるけど。起きぬけの熱い珈琲をゆっくりと楽しむ。


めずらしく洗濯やら簡単な掃除やらと動き回ったあと、昨日と同じで手織りはちょっぴり、アルパはたくさん。そうこうしているうちに家を出る時間。MOVIXのラインナップが一部新しくなったので、夕べのうちにレディースデイで千円ポッキリのチケットをネットで予約しておいた。幸いまだ失業状態が続いているので欲張って2本立て♪


4時すぎからの1本目は 「スターダスト」。「宮崎映画の実写版」 というふれこみはピンとこなかったなぁ。実は宮崎映画ってほとんど観ていないのでよく分からないんだけど、共通点が見つからない。ひとことでいえば、どハデなファンタジー。何にも考えずに気楽に楽しめる娯楽作品。主役のカップルが2人ともイマイチ垢抜けないのは、キャラクターよりストーリーを際立たせるための意図的な配役なのかしらん? 魔女役のミシェル・ファイファーが迫力満点。でも何よりも誰よりも、ストーリーの本筋とほとんど関係ない役のロバート・デニーロに惚れ惚れ。


わずかなインターバルをおいて、2本目は 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」。洋画と邦画を1本ずつと決めていて、「オリオン座からの招待状」 と迷った末のベタな選択。須賀健太クンは成長期なのねぇ。前作から4か月後の設定だけど、この2年の間に18センチも身長が伸びたそうで声変わりも始まっている。大好きな子役のひとりなんだけど、もうすぐに青年になってしまうんだろうなぁ。最初から前作の予定があったわけではないので、前作のために用意したセットや小道具などはすべて処分してしまったため、昭和34年の世界を作り出すための小道具のひとつひとつを今回また新たに調達したそうで、たとえば遠くに小さく映るだけの八百屋の店先で、野菜の下に敷いてある新聞紙まで当時のものを用意したのだそうだ。そんな絶対映らない箇所にまでこだわり、そのために時間と費用もかけるのは無駄だという意見もあるかもしれない。でもやっぱり、そうしたスタッフの熱意がこの映画にぬくもりを与えていると思う。昭和34年にはまだ生まれていなかったものの、ピンクのフタの 「桃の花」 クリームとか、「スカ」 と書かれている駄菓子屋のハズレくじとか、随所でツボにはまっちゃう。ここが泣かせどころと分かっていても、やっぱり涙が出ちゃうのね。パンフレットも充実している。これだけで1冊の読み物みたい。スタッフもキャストもひとりひとりがこの映画をとても大切に思っていることが伝わってくる。ベタはベタだけど、いいよ、やっぱり。


スタバでひと息つきながら携帯の電源を入れたら、仕事の依頼が入っていた。その場では添付書類が確認できないので待ってもらって、急いで帰宅。8ポイントの小さい字でビッシリの書類が4つで合計10枚ちょっと。見積のため12ポイントに変更してみたら合計26枚。そのベースで見積を返信したところ、すでに10時半近いのに即レスがあり、クライアントの承認が必要なのでゴーサイン待ちとの指示。ああ、平和な日々が終わってしまうのね〜。


ネットでもテレビでもニュースを目にしないように気をつけて、映画の間に録画しておいた女子バレーを見る。フィギュアスケートと違って結果が分かってから見るんじゃおもしろくないもんね。さすがにイタリアは強いなぁ。第2セットで逆転した時にはこのままいけちゃいそうな勢いがあったのに、残念ながらストレート負け。でもブラジルだってアメリカに敗れたんだし、まだまだ!


テレビで見ている限り佐野・竹下・高橋の3選手はとっても小さく見えるけど、佐野選手も竹下選手も160センチ弱で私とほとんど変わらないし、高橋選手に至っては170センチもあるのよね。その3人があれだけ小さく見えるんだから、他の選手がどれだけ大きいか!


試合の録画を見終わる頃には日付が変わってしまった。のんびりお風呂で温まったあと、湯冷めしないようにしっかり着込んで、手織りの続きをしながら、このみさんの Day Break を聴く。大好きな時間♪