まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

思わず足が止まるほどの夕焼けでした

maru992007-10-17

11時半開演なのに9時すぎまで寝てしまったので、今日もやっぱり着物はパス。昨日のようにお財布を忘れないようしっかりチェックして、バタバタと家を出る。乗換案内で調べた電車に余裕で乗れるはずだったのに、なぜか実際の時刻表とは違っていたみたいで目の前で行かれてしまい、半蔵門に着いた時点ですでに11時20分。ひぇ〜っ! 駆け込んで席に着くと同時に鳴物が始まった。ぜいぜい。


ひとつめの芝居は、昨日の三越歌舞伎と同様に、しばしば上演される演目に普段はあまり出ない場面をつけたしたもの。でも結局のところ、普段は台詞で説明している部分を舞台化しただけだから、内容としてはそれほど目新しいものはない。ていうか、そもそもこの芝居、出すぎだしぃ。


ふたつめは、大劇場では80年近く上演されていない珍しい演目で、途中までは予想通りの展開で、このまま予定調和で終わるのかと思いきや、そうすんなりはいかないところがおもしろかった。今後も再演されてもよさそうだけど、どうかなぁ。ただラストシーンに不満が残る。私ならこんなふうにしたかったのに、と具体案が浮かんだものだから、つらつらとしばらく考えていた。前から4列目で花道から2つめの席だったから、染五郎が花道で芝居をする時に手が届くぐらいの至近距離♪


平日にチケットを取ったのは、いつもどおり甘味処 「おかめ」 に寄るつもりだったからなんだけど、小腹も空いてなかったし、終演が4時前だったから、甘味処にせよ喫茶店にせよ、寄ったらもう昨日と同じようにラッシュにぶつかることが明らかなので、そのまま直帰することにした。毎朝毎晩ラッシュにもまれて何年も通勤していたのにねぇ。


帰宅後しばらくアルパにはまる。とりあえず譜面なしで挑戦する曲で、アルパのスタンダードとも言うべき曲だからCDでもライブでも何度も聴いているものの、まさか自分が挑戦できるとは思っていなかった。「意外と簡単」 と先生に言われてもとても信じられなかったのだけれど、確かに基本のメロディラインをひととおり弾くだけならそれほど難しくないみたい。「発表会向き」 というのも頷ける気がする。今からこの曲に決めちゃって、みっちり1年練習したら、本番で指がふるえてもなんとか弾けるかなぁ?


うれしいことに、今日も仕事のメールが来なかった! 少なくとも手織りの宿題が終わるまでは来ないでほしいなぁ。