昨日に続いて寝たのは８時すぎ。リビングで鳴る電話の音で飛び起きた。正午直前。もしもし、と出てみると、「先ほどメールを差し上げたのですが」 と、クライアントからのそれはそれは丁寧な問い合わせ。すぐに確認した上で返信すると伝えてＰＣを起動してみると、４時間弱の間に仕事のメールが４通も。しかもそれぞれ違うクライアントから。あうう。
ひとまず珈琲を入れて気を落ち着けて、あらためて１件ずつメールをチェック。４通のうち１通だけは請求書の催促だった。ああ、事務処理も滞っているからなぁ。残りの３通はすべて新しい依頼で、どうしてこうぶつかってしまうのか、それぞれ数十ページの大物ばかりで納期もほぼ重なっている。う〜ん、う〜ん。これは困った。同時に３件が同じ状況でぶつかってしまうと、そのうちどれかを優先するのも気が引ける。それになにより、３件とも分量が多すぎて、スケジュール的にどれか１件だけを受けてもかなり厳しい状況になってしまうのは明らかだ。どうしようかなぁ。時間差で来ていたら最初の１件だけどうにか受けたかもしれないけれど、この状況ではねぇ…。そもそも今月はできることなら仕事を休んでしまいたいぐらいの気持ちになっているのだ。予定も立て込んでいるし、いろいろあったし、去年１２月の沖縄を最後にゆっくり休む機会もないまま今に至っているし…。ええい、決めた！ オール or ナッシングでいこう。３件ともゴメンナサイ。今回は辞退させてほしいとそれぞれに返信。
送信してすぐ電話が鳴った。さっき電話をくれた丁寧な方からで、送った書類のすべては無理でも、一部でもなんとか手伝ってくれないかと仰る。でもねぇ…。その書類は契約書とか裁判書類とかじゃなく、人海戦術でエイヤッととにかく日本語にしさえすればどうにでもなってしまう用途に使われるのが経験上よく分かっているので、あえて無理をしてまで引き受ける気にはちょっと…。別のＴＰＯなら受けないこともないのだけれど、今回はやっぱり、ゴメンナサイ！
そんなこんなで４人のクライアントとそれぞれに何度となくやりとりを繰り返しているところへ、中学時代の同期生からのんきなメールが入る。飲み会やるから出て来いだとぉ？ 無理無理〜っ！
催促された請求書と夕べ英訳を終えた書類を印刷し、アルパのレッスンに向かう。駅でまず請求書を投函しようとしたら、う〜ん、どうしてバッグに入ってないんじゃ！ せっかく急いで作ったのにぃ！
先生のお宅に到着すると、同じ教室のお仲間もまじえて発表会のＶＴＲを上映中！ ひぇぇ〜っ！ いや、そんな、わざわざ私のところを見なくても！ ＶＴＲでも指がふるえているのが分かるんだもんなぁ。やんなっちゃう。顔もこわばりっぱなし。特にひどく間違えたところは覚えているので、何気なく言葉を発して聞こえないようごまかそうとしてみたり （姑息だなぁ）。ステージ衣裳 （？） のラメラメはそれなりにキラキラしていてよかったけれど、いいかげんに選んだボトムスと靴はダメダメ。もうちょっとなんとかしないとねぇ。
ようやく私のところが終わったあともしばらく談笑し、１時間ほど遅れてレッスンがスタート。宿題の曲はひととおり弾けているものの、難しいところがちっともクリアできていないので、次回まで持ちこし。これは予想通り。意外だったのは新しい課題曲で、アルパのＣＤにもよく収録されているおなじみの曲で、まさか自分が挑戦できるとは思ってもいなかった。もっとも、レッスン曲としてはいたってシンプルなアレンジで、挑戦できるのが嬉しい。この曲、発表会向きなんだそうな。でもさすがにまだ来年の発表会のことまで考えるのは無理〜。
レッスン終了後には、先ほどまで談笑していた総勢４人で夕食に。発表会の打ち上げ会場だったお店の料理が美味しかったので、また行ってみることにした。「ネパール餃子」 やビーフン、塩豚のあぶり焼きの写真も撮ったのだけれど、お店の看板が面白いのでそっちを載せちゃう。美味しくて楽しくてシアワセ〜。… って、英訳の見直しは？！ すっかり忘れてた。明日だ明日〜！
帰宅は１１時近かった。明日は油絵の教室なのでケーキを焼く。レシピはネットで見つけた 「パウンドシフォンケーキ」。外はパウンドケーキのようにサクサクで、中はシフォンでふわふわなんだって。粉に砂糖も加えたところへ卵黄と牛乳とサラダ油をまぜこみ、メレンゲを加えて焼くだけなんだけど、卵黄を加えた段階で混ぜ始めたら途端に固まってしまい、あわてて牛乳とサラダ油を加えたものの、イマイチなめらかにならない。案の定、焼き上がりもふくらみが足りないような…。悔しいからもう一度焼いてみる。今度は卵黄と牛乳とサラダ油を全部加えてから混ぜ始めたら、どうにかうまくいったみたい。ひと回り小さめの型を使ったせいもあるけど、見事なふくらみ！ こうこなくっちゃ♪
そんなこんなでもうすぐ４時になろうとしております…。
