5時すぎにベッドに入り、ほとんどバタンQでZZZ…。11時すぎに自然に目が覚めて、6時間も寝れば十分なはずなのに、ベッドでウダウダしている間にまた寝入ってしまった。約1時間後にピンポ〜ンとチャイムが鳴る。ああ生協の宅配。ううう、起きられない〜。結局1時すぎまで寝てしまった。
朝食兼昼食は、へへへっ、はるばる香川県から届いた 「るみばあちゃん」 のうどん。金比羅大芝居を観に行くたびに参道に並ぶお店で頂く 「ぶっかけうどん」 を思い出しながら、ゆで立てのうどんに釜揚げ用のたれを回しかけ、生卵をトッピングして、京都の 「御香煎」 で風味づけ。う〜ん、懐かしく、ホッとする味。シアワセ〜♪
家の中をなんとかしないと、とかろうじて寝室のクローゼットの整理だけ終えたところで、お腹いっぱいの余韻か、またしても眠くなってきてしまった。たっぷり寝たはずなのになぁ。でも今日は夜に芝居があるから、眠い時に寝ておかないと、客席で居眠りしちゃったらもったいない。でもいざベッドに横になってみると、それほど眠くないような…。どうしたもんかな、と迷っている間にいつしか寝入ってしまい、小1時間ZZZ…。こんなにたるんだ生活してていいのか?!
「いいわけないだろう!」 と言わんばかりに、寝ている間に仕事のメール。10日すぎに届くはずだった書類が予定より早くリリースされたそうな。すぐにでもスタートできる状態。その分、納期が早くなるわけではないので、早くスタートできるのはありがたい。そこへ今度は、夕べ返信がなかった100ページを超える書類の件で追加のメール。10日すぎに書類が届くまでの間だけでも手伝ってくれないかと仰る。メールの順番が逆だったらおそらく引き受けていただろうけれど、実際に前倒しでリリースされてしまった以上、そちらを優先せざるを得ない。月曜日に届く書類もあるし…。多少の無理でどうにかなるならともかく、今回はさすがに難しいなぁ。手が足りないからこそ私に依頼がきている状況が分かるだけにとてもとても申し訳ないと思いつつ、やむなくお断りの返信をする。
今日の芝居は、徒歩十数分の駅前にあるホールで、劇団ダンダンブエノ公演 「砂利」。近藤正芳、酒井敏也、山西惇、片桐はいりとテレビでもおなじみの個性的な舞台人の集団に、田中美里と坂東三津五郎が加わる。小劇場への初出演は三津五郎が自ら希望したそうで、襲名後、今後はますます名前にふさわしい役が増えてくるだけに、そういう 「用意されたような仕事」 でなく、新たな挑戦をしてみたかったのだという。これだけの濃い顔ぶれの中、田中美里と三津五郎だけが普通で浮いてしまうんじゃないかと思いきや、二人とも十分に 「変な人」 になっていた。与えられた設定を即興で演じるエチュードを通してキャラクターや物語を創り上げていったという制作プロセスがなるほどと納得のいく作品で、この顔ぶれでしかあり得ないドラマになっている。作者にしてみればやはり、三津五郎をどう使うかが腕の見せどころなわけで、元は代議士の秘書まで務めたエリートなのに今は抜け殻のようで、毎日AVばかり見まくっているという、歌舞伎界での三津五郎の存在を意識すればかなり勇気のいる設定。アフロヘアのかつらにサングラス、ゴールドでラメラメの衣裳でラップを披露という、ある意味ベタなシーンも、三津五郎自身が照れもなく楽しそうだったし、なにより歌舞伎役者としてでなく、ごく自然に、舞台人としてそこにいた。歌舞伎役者が歌舞伎役者であることを意識させないって、それだけですごいって思っちゃう。劇団ダンダンブエノは、近藤さんが主宰で、酒井さん山西さんは全公演に出演。その他の出演者はその都度違うプロデュース形式。これからずっと観続けていきたいと思った。近藤さんの 「ハゲレット」 を見逃したのが今さらながらに残念!
8時すぎの終演後に遅い夕食を済ませ、スタバでひと息ついて、帰宅後にお風呂に入ったらもう眠くなってしまった。この頃の眠気といったらどうかしている。いつもはこんなじゃないのになぁ。それほど疲れているわけでもないはずだし…。やっぱりたるんでるだけ???