まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

カトルカール

maru992007-01-26

明日は歌舞伎座だから、と早寝をしようとベッドに入っても、すぐに寝付けるわけではなく、ああでもないこうでもない、ああ何も考えちゃいけない、でもでも、とグダグダしているうちに2時3時。そういう時に限って7時とか、いつもなら絶対に起きられない時間に目がパッチリと開いてしまうのはなぜかしらん。今起きたら寝不足になるぅ、とベッドにしがみついて10時すぎまで。


仕事はちょっとおいといて、書評の仕上げ。とりあえず3冊分をひととおり書き終えてホッとしたのもつかの間、ひとまず先送りした仕事の依頼先から 「続きはまだ?」 と催促のメールがきてしまった。ううう。この先生の案件は常に急ぎという暗黙の了解があるものだから、普通にやればいつもどおりということで特に納期を決めないことが多い。今回もそうだったのに、このところ芝居だなんだで時間がとれずにいたから、23日に途中までの訳文を送ったきりそのままになっていた。でも今日は歌舞伎座。仕事のために芝居をあきらめたりはしないところがなんとも。


先生には明日の土曜日に少しでも続きを送る約束をして、最近は着付けがだいぶ早く終わるようになってきたので、そんなドタバタした状況でも着物で出かける。新年会での白っぽい着物とは打って変わって、渋めの茶系にエンジがメインの帯。ベージュっぽい紬の帯揚げをしたら地味になりすぎてしまい、いつもなら仕方なくお太鼓を崩してやり直すのだけれど、お太鼓の部分を左手で支えたまま背中の帯枕ごと帯揚げを抜き取り、明るい色に変えて再び差し込むという荒業をやってみた。この無謀な意外にうまくいって、やり直さずに済んじゃった。


さて歌舞伎座の夜の部は、すご〜くよかったところとすご〜くイヤだったところがあったけれど、これでようやく今月の芝居もおしまい。歌舞伎座と浅草公会堂がいずれも昼夜でそのほか国立劇場と演舞場まで、いやぁ、よく観た〜。


外へ出ると雨。雨?! 傘なんか持ってこなかった。自宅の最寄り駅に着いた時には傘がなくてもかろうじて大丈夫そうなぐらいの小雨だったものの、着物だから念のためにビニール傘を買おうと思ったら駅前のコンビニではすでに売り切れ。仕方ないか、と早足で歩いているうちにだんだん本降りになってきて参っちゃった。でもどうにかそれほど濡れないうちに帰宅。やっぱり着物で出かけるときはきちんと天気予報をきかないとダメねぇ。


明日の油絵の教室には、そういえばこれまで焼いたことがないような気がするカトルカールを持っていくことにして、着物を脱いですぐキッチンへ。レモンの皮のすりおろしだけが入るプレーンなタイプで、ただどんどん混ぜ込んでいくだけだから簡単。パウンドケーキ型2つ分をオーブンに入れ、焼き時間が45分と長めなので、その間に催促されてしまった仕事に取りかかる。


幸いカトルカールはきれいに焼き上がり、この時点ですでに12時近く。それからひたすら仕事をして、3時くらいにどうしようか迷ったけど結局そのまま続けてしまい、7時すぎに再び迷ったものの続行し、結局午後2時近くまで頑張ってキリのいいところまで終わらせ、ひとまず送信。ふぅぅぅぅ。すでにいつも家を出る時間をすぎてしまったので、絵の教室の皆さんに遅れる旨をメールして、駅までダッシュ


… 続きは27日の日記で。