まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ウルトラマンメビウス

maru992006-11-15

朝から同期会関係のメールが相次ぐ。幹事のひとりに某デパートのバイヤーがいて、いつも格安で景品を集めてくれるのでみんなすっかり当てにしているのだけれど、先日お父様が亡くなったばかりで、その納骨が同期会当日に重なってしまい欠席せざるを得ないという。ううう。そういう事情なら仕方がない。今回も先生方への記念品から参加賞からほとんどの準備を終えた上で連絡をくれたことだし、いちばん頼りになるだけに心細いけど…。「もうすぐだね。よろしくね」 という類のメールも何通か届いて、その都度返信。その間に宅配も届いて、なにやらバタバタと慌しい。


そこへさらに届いたメールは管理組合の副理事さんからで、先日管理会社の担当さんから各戸に郵送された総会資料に駐輪場関係の3種類の書類が入っていないのは自分の家だけかという問い合わせ。えええ?! すべての書類に自分がひととおりコメントを入れて完成させたものだから、安心しちゃってじっくり確認しなかった。確かにウチのも入っていない。てことは、担当さんの入れ忘れ。お〜いっ! すぐに管理会社に電話を入れると、今日は定休日だという留守電。「本来は教えてはいけないことになっているんですが」 と前置きつきで教えてもらった担当さんの携帯にかけると、「確認して明日連絡します」 とのんきなことを言う。あのねぇ、総会は19日で、それまでにアンケートを集計しなくちゃいけないんだから、明日確認してから郵送してたら間に合わないでしょう! 私のコメント以外には修正がないと言うから、仕方なく私が全戸の分を印刷して配布することにした。「いいんですか?」 って、そうするしかないでしょう! さぁ、それからが大変。2時15分からパン教室だから1時40分には家を出るつもりでいたのに、すでに1時近い。追加配布のお知らせとお詫びの書面を急いで作り、3種類で合計5枚の書類の日付を修正し、全戸35戸分、計175枚を家庭用のプリンタで印刷するのは結構時間がかかる。まず2枚組の書類を印刷して他の書類を印刷している間にホチキスでとめ、他の3枚をセッティングしてクリップでとめていくという地味な作業に追われながら、遠い昔の学校勤務時代、この種の作業をいやというほどしたことを思い出す。あの頃は1学年1700人分の書類を常に人海戦術でやっつけていた。2学年の全校分だと約4千枚。それに比べたら175枚なんてちょろいちょろい! と自分を励ます。書類の印刷を待つ間に出かける支度も済ませ、1時45分に作業終了! 学校勤務の経験が役に立ってるなぁ、と変な感心をしながら、1階のメールボックスで各戸に配布。ふぅ〜。


パン教室にはギリギリですべり込みセーフ。Q=Quickで、その名のとおり素早くできちゃうクイックグリッシーニ。四角に伸ばした生地の半分に粉チーズ、もう半分にはケシの実と岩塩をガリガリ挽いたものとオリーブオイルをまぶし、細く切って焼く。なかなか太さがそろわないけど、そこは手作りの味ってことで。二次発酵がいらないし焼き時間も短いので一番乗りでできちゃった。市販のグリッシーニより平べったく太めなのでやわらかめの感触。太さや焼き時間を調節すればいろんなバリエーションが楽しめそう。自分の分が終われば帰ってもいいのだけれど、今日はそうはいかない。というのも、同じテーブルの人がコース最後のZ=Zoo(動物園)=生地を自由な形で焼くという課題で、お孫さんのリクエストに答えてウルトラマンメビウスを作っていた。その完成形が見たくて仕上がりまで待っていた。おもしろ〜い! 私がZまでたどり着くのは今のペースだと春頃だけど、絶対ムーミンを作ろうっと♪


スタバでひと息ついている間に、同期会関係だけじゃなく、理事会関係やら着物のお店やら、あちこちからメールが入ってゆっくりコーヒーを楽しむ余裕がない。さらに電話が入ったところであきらめて店を出る。電話は立て続けに3件。最後の1件は急ぎの仕事の依頼だったので、仕方なく買い物もそこそこに帰宅すると、まもなく玄関のチャイムがピンポ〜ン。お隣りの奥様だったのでドアを開けると、「ハイ、どうぞ!」 とまだ幼稚園のボクが大きな花束を差し出したのでビックリ。彼女は今日でパート勤務を退職し、職場でたくさんお花をもらったのでおすそ分け、とのことだった。それはそれは。ありがたく頂く。アクセントにピンクを効かせたアレンジが若い彼女にピッタリ。ユリの芳香がゴージャスに漂う。


急ぎの仕事は幸い分量も納期も無理のない案件だったので受注し、始めようとしたんだけど、さらに同期会関係のメールやら電話やら。「当日、俺なんの役だっけ?」「集合何時だっけ?」「ホテル直行? 駅?」こらこらぁ〜っ! どうしてみんな、なんでもかんでも私にきくわけ?! 「昔からそうじゃん」 って、そりゃあ確かにそうだけどぉ、みんなもう立派な大人なんだからっ! ようやく電話もメールも途切れた頃には女子バレーが始まって、気になって仕事ができない。無事にイタリアを下したところで仕事に精を出し、日付が変わったところで一区切り。お風呂の中で、だいぶ痛みがひいてきた右肩をモギュモギュとマッサージ。はぁぁぁぁ。なんとも慌しい1日だったわ〜。