まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ホタテでパタパタ

maru992006-08-03

幸いまだ新しい仕事が飛び込んでこないので、昨日のうちに入力し終えた住所録のデータをもとにして、実際の同期会通知をドラフト。このソフトではこれまで年賀状しか作ったことがなくて、往復はがきは初めてだから、イマイチよく分からない。裏の文面は表の宛名と別画面で別ファイルとして作る仕様なんだけど、往復はがきって往信の宛名の裏が返信の文面で返信の宛名の裏は往信の文面だから、それぞれ別ファイルにしたら1枚ごとに4回印刷しなくちゃいけない? そんなバカな! ああでもないこうでもないと試行錯誤の末、用紙の様式にかかわらず、宛名の部分とそれ以外の部分とを別々に保存しておいて、それを自由に組み合わせて印刷できることが判明。画像加工ソフトのレイヤーみたいな感じ。ワードの差込印刷は使い勝手が悪いけど、これは画像ファイルの挿入も簡単だし、微調整も自由自在。便利だわ〜。すっかり気に入ってしまった。


会場となるホテルの地図を挿入しようとしたんだけど、ホテルのサイトにのってる地図はかなり大きくて、縮小すると文字が判読不能になっちゃう。そこで、ペイントソフトでまず文字の部分を塗りつぶして、大きめのフォントで文字をのせていく。この作業がチマチマと大変で、こんなことまでしたって誰も分かってくれないんだけどなぁ、とは思うものの、根が凝り性だからねぇ、やめられない。


そんなこんなで、今日は結局まる1日、同期会の準備に使ってしまった。こんなに時間をかけるつもりはなかったので、夕方には泳ぎに行こうと思っていたのに、それどころか1歩も家を出ずじまい。外界との接触は、ネット経由以外は宅配だけで、届いたのが写真の上の赤い扇子。ぽっこりと丸い形がよく分かるように普通の扇子と並べて置いてみた。「ホタテ型」 なんだって。真っ赤な色がイマイチで、藍染だったりしたら良かったんだけど、この形が気に入ってしまった。


観用少女(プランツ・ドール) (1)
お風呂の中で、川原由美子の 「観用少女」 というコミックスを読む。不思議な世界。1日3回のミルクと週1回の砂糖菓子で生き、愛情をかければかけるほど美しさが増し、愛情が足りなければ肌の色艶が落ち髪がパサパサになり、しまいには枯れてしまう。人形なのに感情表現が豊かで、自分の意思で少女のように動く。人形に気に入られなければ手にすることができず、目が飛び出るほど高価なのに、一度魅入られたら逃れることができないほどの逸品。そうした人形をめぐる様々な物語。これは漫画ならではの世界だなぁ。実写では表現し得ない美。アニメでもきっと物足りないだろう。イメージの世界だからこその至上の美。何度も読み返しそうな予感。