生協の宅配が到着したピンポンで目が覚める。ハタと飛び起きて、コンタクトレンズを入れる余裕もなく応対。メールチェックやらなんやらの後、遅い朝食をとりながらスカパーを見る。今日は渥美清さんの命日で、出演作品が目白押し。たまたま見たのは車掌さんシリーズ。寅さんとはまた違う渥美さんの魅力。こういう作品を見るたびに、寅さんのイメージがあまりにも強く出来上がってしまったことが役者としての渥美さんにとっては不本意だったのではないかと思う。
裏磐梯へ行く前に水彩の簡易な一式を用意したのに使いこなせなかったので、シンプルな教則本を買ってきて、付録の練習スケッチで実際に描いてみた。スケッチはすでに印刷されていて、彩色だけを練習できる優れもの。最初のうちはおっかなびっくりだったけど、だんだん楽しくなってきて、付録の6枚ぜ〜んぶ描いた。裏磐梯では結局パステルで描いたんだけど、油絵ほど色がくっきり出ないからどうしても輪郭線を引きたくなって、パステルの黒で引いたら強すぎて失敗してしまった。耐水性のペンでスケッチしてから彩色すればよかったのね、と納得。
時間ギリギリまでアルパの練習をして、レッスンへ。キョーレツに暑いっ!!! 私が外出した日に限って言えばこの夏サイコーの暑さなんじゃないかしらん。薄いうぐいす色の 「水屋着」 にベージュのスパッツを合わせたんだけど、な〜んか入院患者が外出を許された、みたいな。それでも中央線で隣りに座ったオバサンに、「あらまぁ、さわやかなの着はってぇ」 と、はんなりしたアクセントで声をかけられた。「どこで買いはったん?」 ネットで注文したことを告げると、「便利な世の中になったねぇ」 って。本当にねぇ。
前回に続く課題曲 「アルパのリズム」 は無事に合格。問題は発表会で弾く 「花」 の方。1回目はボロボロで、もし発表会でこんなだったらと思うと泣けてきそう。2回目は落ち着いたのか、ようやくまともに弾けたんだけど、「発表会では弾き直しできないから」 と先生。はい〜。左手をシンプルにした方がいいところをご指摘頂いたので、今は弾くたびに難しいと感じているところがクリアできそう。頑張らねば〜。新しい課題曲は沖縄続きで 「てぃんさぐの花」。弾きながら気持ちがゆったりしそう。
帰りはまた吉祥寺で途中下車して、ユザワヤでスケッチ用のペンと画用紙帖を購入。8時半の閉店まで店内を歩き回ってしまった。見ているだけで楽しいんだもん。中央線の中ではケーキのレシピ本を選び、帰ってから作るケーキを選ぶ。一番アンテナにビビッときたのは生クリームが必要で、帰ると10時近くて生クリームが買えないおそれがあるので、その場合のために生クリームを使わない第2候補も決めておく。幸い今日はめずらしく生クリームがたくさん残っていたので、帰ってからすぐに焼き始める。ベイクドチーズケーキのバリエーション。室温ですぐにクリームチーズがやわらかくなるのはありがたいけど、オーブンの予熱を始めるとキッチンの温度が急上昇。あぢぢ〜。レシピは7cmのマドレーヌカップに6個分で、2倍の量で作って12個できるはずが、なぜか18個も! しかも170度で20分で焼けるはずなのに、真っ白け。さらに10分焼いてもほとんど色がつかず、180度でさらに3分。まだまだなので190度に上げてさらに3分。まだかなぁ。もう3分 … って、こんなに焼いてもいいのか? とりあえず焼き上がったものの、不安だわ〜。