まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

米沢の紫陽花

maru992006-07-27

裏磐梯では雨に降られたこともあって肌寒いぐらいだったけど、いきなり暑さが戻ってきたなぁ。風もなく、工事もにぎやかなので、朝から窓をしめてエアコンに頼らざるを得ない。


まずは夕べひととおり終えた和訳分をチェック。完全に読み間違えてとんでもない誤訳になっている箇所を発見。アブナイアブナイ。昼過ぎに送信して、昼休みが終わった頃に確認のメールが届き、一件落着。さて、これで仕事の在庫ははけた。それなのに昨日1件断ったのは、もちろん書評のため。ところがこれがなかなかね〜。書いては消し、書いては消し、しまいにはあきらめてアルパを弾き、また書いては消して、の繰り返し。いくらも進まないうちにマッサージの時間になってしまった。あうう。


2泊3日の旅行でリフレッシュしてきたから、今日はそれほどひどくないはず。そう前置きしてうつぶせになる。まず最初に全体をさするように大きくマッサージする手がふくらはぎで止まった。ん? 「パンパンじゃない!」 あれ? そう? ギュッともまれた途端、ギエ〜ッと声が出そうな痛みが走る。「ほらね」 納得〜。旅行の間も車で座りっぱなしの時間が長かったからかなぁ? 首と肩は確かにいつもより格段に状態がよかったのだけれど、ふくらはぎだけは最後までコチンコチンでなかなかほぐれてくれなかった。


マッサージの後プロントに落ち着き、PCから携帯に送っておいた書評の原稿とにらめっこ。とりあえず1冊分の文字数をうめたところでレジに行くと、「ずっとメールしてるなんて珍しいですね」 って。あ、やっぱりそう見えるか。実は原稿を書いていたのだと言ったらひどく驚かれた。そりゃそうだぁね。帰ってからPCに原稿を戻して再挑戦。ちょっと推敲すれば済むと思ったらそうはいかなくて、結局またほとんどを書き直し、ああでもないこうでもないと悪戦苦闘しながら、ようやく1冊目の分を書き終えた。2冊目は、一見いかめしい研究書で、実はこれが一番書きやすいんじゃないかと踏んでいたところ、文字にしないまでも考えていた内容だけでは半分強にしかならなくて、ハタと止まってしまった。すでに日付が変わっている。明日は歌舞伎座の昼の部で、玉三郎が贔屓の知人と一緒に観に行くことになっているから、いつも以上に居眠りするわけにいかない。2冊目まで書き終えておきたいところだったけど、仕方ないか。あきらめてお風呂へ。


お風呂上りのホテホテを冷ましてベッドに入っても、つい書評のことを考えてしまい、そのうちにパッとひらめいてスラスラと文章が出てきた。起きてPCを起動して続きを書こうか、それともこのまま寝ていようか、さんざん迷った末に、その文章を頭の中で何度か繰り返して、今日はもうこのまま寝ちゃうことにした。明日になって忘れているようなら、きっとそれだけの内容だったんだろうから…。