ほどほどの時間に起きて、生協の 「炭食パン」 なる真っ黒なパンとスープで簡単な朝食。そういえば炭をそのままなめる健康法もあるってきいたな。なめるための炭の粉末も売ってるらしい。食パンに炭を入れたからって何がどうなるのか分からないけど、とりあえずおもしろいし、普通の食パンよりちょっとコクがあるような…。でも 「これイカスミパンだよ」 って言われたら 「そうなんだぁ」 と素直に納得しちゃいそう。
仕事の在庫は月末まで手一杯というレベルに達しているのだけれど、「４ページだけだからどうかお願い」 というメールに負けてしまった。まぁ、金曜日まで時間をくれるというから、なんとかなるっしょ。１０ページを超えると迷わず断れるんだけど、１日でなんとかなりそうな分量だとビミョー。
その４ページはひとまずおいといて、まずは今月までの仕事が中途半端な状態なので、もうちょっとメドが立つまでこっちを進めたい。いろんな書類をひとまとめにしたパッケージで、その都度、書式が変わるのが面倒くさい。原文がどんな様式であろうと和文はベタ打ちにしてしまえば簡単なのだろうけれど、申込書のように本来は１ページでおさまるようにデザインされていたりすると、和文も同じ様式にしたいと思っちゃう。様式をそろえるためだけに膨大な時間を要するとすれば不要な作業だろうけれど、ちょっと手間をかけるだけで済むなら、原文と同じ様式の方がレビューもしやすいだろうし。本当は読んでほしくないんじゃないかと思うような小さい文字でビッシリの説明書なんかはあえてベタ打ちにするけどね。
のってきたところで電話が入る。着物のお店からだった。そういえば一重の着物は１枚しかないから、ぜいたくを承知で注文した分がそろそろできてくる頃だったっけ。いつもならこちらから受け取りに出向くところなのだけれど、たまたま店長が車でこの近くまで来るから担当さんと一緒に届けてくれるという。えっ？ ウチに来る？ とっちらかってるからなぁ。でもしばらく取りにいけそうにないし、「ただ届けるだけだからどうぞお気遣いなく」 と言われてしまうと断るわけにもいかない。さぁ、それからが大変。いくらただ届けるだけと言っても玄関先で帰ってもらうわけにもいかないから、慌てて片付けを始める。どうにもならないものは和室に押し込め、「開かずの間」 の扉をしっかりしめて、まぁ、こんなもんかな。いつもキレイにしておけば慌てることはないんだけどねぇ。
ようやく片付け終わった頃にはマッサージの時間。劉さんはビザの延長を申請しているのになかなか許可がおりないそうで、帰国せざるを得なくなってしまうのかどうか、宙ぶらりんな状態だという。大泉学園の絵の先生も本国で結婚した奥様が日本への入国許可を得られずにいるし、中国人だけ審査が厳しいって、やっぱりおかしいと思うなぁ。いくら半日デモやらなんやらの影響と言っても、反日活動にまったく関与していないことが明らかな場合は他の国と同様の扱いでいいはずなのに。
マッサージをしてもらいながらスタッフと話している間に、お風呂好きならゲルマリン鉱石がいいと勧められた。袋につめた鉱石を浴槽の中に沈めておくだけで、お湯の温度は変わらないのに驚くほど汗が出るという。ゲルマリン温浴が家庭でできちゃうわけだ。いいこときいちゃった。
朝のトーストだけで食事をするのを忘れていたので、マッサージ中にグ〜ッと鳴っちゃった。家で何か作るか外食して帰るか、マッサージが続いている間に考える。この間のキーマカレーも美味しかったな。家で作るのは … めんどくさ〜い。とりあえずキーマカレーに決めて、マッサージの後、そのお店に向かう途中にあるのが 「キムチ家」。石焼ピビンパの吸引力に負けてしまった。辛味噌をたっぷり入れて、う〜ん満足。
プロントに寄る時間はない。帰宅してまもなくピンポ〜ンとチャイムが鳴り、店長さんと担当さんがご到着。ようこそ〜。「わぁ、キレイにしていらっしゃる！」 って、いつもこんなじゃないんですってば。担当さんは以前から私の油絵を見たいと言っていたので、何枚か見て頂いた。「額に入れて飾ればいいのに！」 って、よく言われるんだけど、自分の家に自分の絵を飾るのって、なんか見るたびに落ち着かないような気がしちゃうのよね。店長さんは、ぜひアルパを弾いてほしいという。え〜っ？ あがり症だから人前だとうまく弾けないんですよぉ。と言いつつ、発表会で弾いた曲を聴いて頂く。最後にちょっとつっかえちゃったけど、それなりに弾けて、ホッ。「ポップスみたいな曲は？」 と言われ、「いとしのエリー」 をさわりだけ。これがまぁボロボロで、もうすぐレッスン日なのにダメじゃん！ 肝心の着物が最後になった。そうそう、こんな柄だっけ。すぐにでも着て出かけたいところだけれど、仕事が落ち着くまではお預けかなぁ。
お２人を見送り、まだ着物を見ている間に届いたメールをチェックする。あぁ、また新たな依頼が …。添付書類を開いてみると、５０ページ以上あるうち、全ページ翻訳した場合と指定のページのみを翻訳した場合に分けて見積もりをほしいという細かい指示があった。指定のページだけでも２０ページを超えているからやっぱり無理だなぁ。１１月になってからでもよければ、という前提で見積りをして、返信。最近はあちこちから単発が入るなぁ。全部引き受けられればいいけど、そうもいかない。
さて仕事、と思ったら１１時。「オーラの泉」 が始まっちゃう。前回の特番をみのがしてるからなぁ。録画して仕事するつもりだったけど、いざ始まる時間になったらついつい見てしまった。せめて時間を無駄にしないよう、和室に押し込んでおいたマガジンラックの中の書類を整理しながら見る。
番組を見終わった時点ですでに日付が変わってしまい、一度は仕事を始めたものの、これから４ページ訳したら終わるのは４時過ぎかぁ。… 迷う。お風呂も入りたいぞ。ええい、仕事は明日だ！ 今日はすっかり予定が狂っちゃったけど、なんとかなるっしょ〜。
