８時に目覚ましをセットしたのになかなか起きられなくて、ようやく家を出たのは１０時過ぎ。人身事故の影響でダイヤが乱れていた上に、少しでも早く着くようにいつもとはルートを変えたら、方向音痴の悲しさで、乗換口がホームの反対側の端っこ。息せき切って走る走る。歌舞伎座にすべり込んだ時には、すでに鳴物が始まっていて、かろうじて大ゼリから役者が上がってくる直前に着席。ぜいぜい。
のどがカラカラ。しまいにはお腹もグーグー鳴り出した。最初の幕間で売店に走り、お茶とお弁当でようやく落ち着く。せっかく待ちに待った千秋楽での観劇なのに慌しいこと！
顔ぶれも演目も派手さはないものの、いかにも歌舞伎らしい舞台で、なんというか、じんわりと楽しい。ワクワクじゃなく、しみじみ、ほのぼの。かなり怖いのもあったけど、その怖さもまたよし。ただ、観ている間も右肩が痛くて、ちょっと首を動かすだけでピシピシッと痛みが走る。動かさなくても、右肩にふれるだけでヒリヒリと痛い。夕べお風呂上りにバンテリンを塗りたくっておいたんだけどなぁ。もともと痛かったのに、アルパを往復運んだんだから仕方ないか。そう思えば、頑張って運んだ甲斐が十分にあったので痛みも我慢できるような気が…。今回の発表会で弾いた曲は 「ツバメ」 っていうタイトルなんだけど、これにちなんで来年は、アルパを車で運んでくれるツバメ君をゲットしたいっ！
昼の部の終わりに外へ出て、携帯でメールをチェックしたら、歌舞伎座に入って電源を切った直後に仕事の依頼が来ていた。すでに５時間経過して４時過ぎ。今日中に、という急ぎの案件だったから、きっともう他に手配しただろうと思いつつお詫びの返信をしたところ、根気よく待っていてくれたみたいで、「明日でもいいから」 と言われては断るわけにいかない。
夜の部も観終えて９時近くに再び携帯の電源を入れたら、さらに２通も仕事のメールがきていた。とりあえず事情だけ説明して急いで帰宅し、ＰＣであらためて受信しようとしたのに、なぜか接続できない。他のアドレスに届いたメールは正常に受信できているのに、肝心の仕事用のアドレスだけが通信不可。それならうウェブメールとして受信しようとプロバイダのサイトにアクセスしてみると、サイト全体が工事中の表示で、障害報告の確認もできない。なんなんだ〜！ 仕方がないので携帯から、現時点では受信できていないことを依頼先に説明して、とりあえず明日まで待ってもらうことにした。参ったなぁ。でもその分、夜なべ仕事をしようにもできない状態なので、ラッキーと前向きに考えることにして、お風呂でのんびりくつろぎながら右肩のマッサージ。お風呂上りにたっぷりとバンテリンを塗りこむ。明日には少しでもよくなっていますように…。
