まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

Green Shade

maru992005-08-17

3時すぎにベッドに入って、さすがにもうエアコンはいらないものの、なかなか寝付けず、4時をすぎ、4時半をすぎ…。目覚ましをセットしておいても二度寝してしまうことが多いのに、リビングから小さく聞こえる携帯の着メロで目が覚めたということは、よほど眠りが浅かったのか。メールの主はアメリカ在住の弁護士だった。7時になったばかり。時差があるから仕方ないけど〜。すぐに起きる気にはならず、ベッドに戻ってはみたものの、それきり眠れなくなっちゃって、結局は起きざるを得なかった。ぶ〜。でもクライアントと直接やりとりしていた案件で、一応は彼が訳文をレビューしていると分かってちょっと安心。わずか2箇所の些細な修正で、5分もかからず終了。な〜んか頭がボーッとしている。試しにベッドに戻ってみる。目をつむって、静かに静かに…。ダメか。起きりゃぁ眠いし横になっても寝付けないし。あうう。でも考えてみると、実質2時間ちょっとの睡眠って勤めていた当時は当たり前だったんだよね。まぁ、だからこそ電車の中では朦朧としていたし、PCの前でほんの一瞬、意識を失うことも少なくなかったけど。


最近増えてる無料の動画サービスで、アニメの 「はだしのゲン」 を観た。間に何度もCMが入るのは無料だから仕方ないとして、全体は1時間ちょっとの長編で、画質もいいし、テレビで観るのとまったく変わらない。これまで動画はほとんど観たことなかったんだけど、これほど質が高いとは正直思っていなかった。「はだしのゲン」 は、作品としては知っていてもじっくり読んだことがなかった。全体的に原作よりも人物がかわいらしくソフトになっている。原爆投下の直前からその後の悲惨な状況は、思わず身震いするようなリアルな映像で、この作品に込められたスタッフの思いが伝わってくるような気がした。あれほどの状況の中で主人公とその母親はほとんど無傷で、母親の白い割烹着に汚れひとつないのが不自然ではあったけれど、涙をこらえきれない場面もあって、まさかPCの画面を見ながら泣くことになるなんて、とビックリ。戦後60年シリーズとして 「はだしのゲン」 の続編や他のアニメも用意されているので、この機会にぜひ観ておこうと思う。動画サービスは低俗・悪質なものも横行しているようだけれど、ネット上のその他のあらゆる情報と同じで、取捨選択を間違えなければ宝の山でもあるのよね。


あちこちの片付け物をしているうちにすっかり汗をかいてしまい、シャワーを浴びながら、めずらしくお風呂場も磨く気になり、使い古しの歯ブラシを片手にシャカシャカ、ゴシゴシ。本当は重曹を使うともっとキレイになるはずなんだけど、今日はまだ第一段階として歯ブラシでこするだけ。この種の作業は、一度始めるとトコトンやらないと気が済まなくなってしまうのが危険。今日も案の定で、ハタと気がついた時には3時半。4時からマッサージだってば!


すっかり温まってしまった身体はなかなか汗がひかず、髪を乾かすためのドライヤーでさらに汗が出てきてしまう。冷たい水を一気に飲んで中から冷やし、エアコンの吹き出し口の下に立って外から冷やす。急げ、急げ。日焼け止めを塗ってガーゼの作務衣に着替えて眉だけ描いて、せっせと早足歩きでギリギリセーフ!


今日はトモコ先生がお休みで、久しぶりに劉さんのパワフルなマッサージ。整体の要素が多くて、かつてとったことのないポーズの数々に、体のあちこちがボキボキと音を立てる。劉さんの大きな手でグイグイと押されているうちに、なんかもう身体全体がもみくちゃにされてる感じで、「もうどうにでもして」 と身を投げ出したような気分が解放感につながっていく (一歩間違うと危ない世界っぽいけど)。今までで一番ハードだったけど一番気持ちよかった〜。終わったあとは全身がふにゃらふにゃらにほぐれてなんともいえない心地よさ。でも劉さんはビザの関係で10月には帰国してしまうんだって。悲しい〜。


プロントのバータイムにはまだちょっと早いので、近くにできた甘味処に寄る。1年ほど前にオープンしたそうだけど、行くのは今日でまだ2回目。前回、豆寒の豆がちょっと硬めでほどよく塩気があるのが気に入ってしまったので、今日も豆寒をチョイス。でもアイスもいろんな種類があって惹かれるのよね。ええい、豆寒とアイスのセットだ。アイスは小倉ミルク。美味〜。このお店は、時代を感じさせる和箪笥やら火鉢やらも売り物としてセンスよく飾られていて、全体の雰囲気もとっても素敵なのだけれど、今日はあいにく隣りのテーブルに子供連れがいて、幼稚園ぐらいの女の子たち3人が甲高い声で喋りまくり、その声に負けまいとお母さんたち2人がなお声をはるものだから、すごい大騒ぎ。そのグループがようやく帰って静かになった頃には私も食べ終えてしまった。タイミングが悪かったわ〜。


プロントに移動してジャパンタイムズを広げたものの、すぐに猛然と眠くなってきた。ただでさえマッサージの直後は眠くなるのに、夕べあまり寝てない上に、豆寒でおなかも満足しちゃったからなぁ。どうにか起きていようと努力するものの、まぶたが勝手に…。両肘をテーブルについた状態でしばし居眠り。学生時代、一見起きているように見えるこのポーズで授業中にさんざん寝たから堂に入っている。


1時間ちょっとでプロントを出ると、聞こえる聞こえる、サックスの音。常連さんたちにごあいさつして輪に加わる。日もすっかり落ちて、ほどよい風が吹く中、健佐さんのサックスがすっごくいい感じで響いているのに、イマイチ通る人の足が止まらず、輪が広がっていかない。それでもじっくり何曲か聴いたあと、CDを買っていく人もいて、そのつど 「よっしゃぁ!」 と喜びながら、売上アップを願う。新曲もだいぶふえてきて、3枚目のCDが出る日も近いかな。でも今は何より、9月2日 (金) 東京芸術劇場大ホールでのコンサート。脱サラ3年目にして全1999席という巨大な会場をなんとかうめようと頑張っています。ちょっとでも興味を持って頂けたら、ぜひ健佐さんのサイト (こちら) にアクセスしてみて下さいね!


1時間ほど聴いたところで休憩になったので、第一部だけで 「早退」 させてもらうことにして、皆さんにご挨拶。だってせっかくの美しい音色を聴きながら、それがかえって気持ちよすぎちゃって、立ったまま居眠りしそうになっちゃうぐらいだったんだもの。なのにどうしてお風呂から上がる頃には眠気が吹き飛んでしまうのかしらねぇ。すっかり宵っ張りの悪い癖がついちゃってるなぁ。