まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ムーミン生誕60周年

maru992005-08-12

今日は朝からちょっとワクワク。遠足前の小学生みたいな気分。でもこういう時に限って仕事のメールが届いたりする。アメリカに移った弁護士のクライアントがその弁護士の所属していた都内の法律事務所の別の弁護士を後任にするのでなく、今もアメリカにいる弁護士に引き続き依頼しているらしく、最近では弁護士を介さずに直接依頼してくるようになった。結果的に、私の訳文が弁護士のレビューを通さずにクライアントに渡っているわけで、他にも直接やりとりしているクライアントが2〜3ある。今までは、弁護士がレビューしてくれるから、と安心していた部分もあるから、余計に気をひきしめないとなぁ、とあらためて思ったりする。


ピンポ〜ンとインターホンが鳴って、生協の配達。今週から配達のオニイサンが新しい人に替わった。でも前の人の方が感じがよかったなぁ。新しい人は自己紹介もしてくれなくて、なんだかすっごく事務的だった。


幸い今朝きた仕事は以前に手がけた契約書の修正だったので、契約書の本文はほどなく片付いた。でも初めて目にする添付書類がエクセルの表でめっちゃ細かい。なので今日はここまで。


というのも、今日は大事なイベントが♪  アルパのレッスンは5時からだけど、2時前にウキウキと家を出る。めざすは新宿伊勢丹。みかさんに教えてもらったムーミン生誕60周年の記念イベントが真っ最中なんである。とんでもなく暑いので、地上には出ずに地下通路で伊勢丹へ。会場があるのは子供向けグッズの多い6階だから、小さい子達がウジャウジャ。壁で仕切られた部屋みたいな会場をイメージしていたら、サンリオコーナーに隣接する売場の一角という感じ。デパートがスポンサーじゃ仕方ないかぁ。そう思ったのは最初だけ。今までに見たことがないグッズや60周年の限定グッズがとにかくたくさんあって、次第に見境がなくなっていく。ぬいぐるみのたぐいはさすがにほしいと思わないけど、バッグとかタオルやハンカチのような実用品に弱い。DVDは、パペットアニメのDVDボックスを持ってるし、岸田今日子さんの吹き替えで放送していたアニメはかわいらしいけどDVDを集めようとは思わないし、と通り過ぎようとして、ん? 幻のDVD? 原画のムーミンが動いてる?! うそっ! こんなの初めて見た! それもそのはず、原作者のヤンソンさんが監修だけでなくナレーションまで担当している貴重なもので、ストーリーは2本だけ、11分と23分という短いものながら、今まで幻と言われていた作品がようやく復活したのだそうだ。これはもう買うっきゃないでしょう! こんな調子ですっかり散在してしまったんだけど、数え切れないほどの品揃えの中から自分なりに厳選したグッズばかり。嬉しいのは、東京ドームシティと博多にしかなくて行ったことがなかったムーミンベーカリー&カフェが出張していたこと。そういえばバタバタしてしっかり食事をとっていなかったので、「ヤンソンさんの誘惑」 というセットメニューを注文。アンチョビ風味のジャガイモのグラタンがメインで、ジャガイモがほっくり&シャキシャキのほどよい食感で美味しかった。


大満足で会場をあとにして、中央線で国立に向かう。ほぼ5時ジャストにギリギリで到着。まずは新しいレッスン曲の方から。左手が8拍子、右手が6拍子のところがどうしても克服できなくて簡単なアレンジに無理やり変えてしまったのだけど、それはそれでいいとお許しが出て、とりあえず合格。いよいよ問題の発表会の曲。どうしてかなぁ。家では高音の部分もそれなりにキレイな音が出ていたし、全体のアレンジもほとんどつっかえないぐらいにできていたのに、先生の前だというだけで上がってしまうのか、音はキレイに響いてくれないし、「あれ? どこまでトレモロが続くんだっけ?」 と途端にアレンジまで忘れてしまうし。確かにマイアルパと教室のアルパとの違いもある。特に弦の張り方が違う気がする。でもやっぱり、発表会ではもっと緊張することを思うと、楽器の違いはともかく、レッスンではノーミスで弾けるようじゃないとねぇ。2箇所だけアレンジの手直し、というか私が間違っていたところを修正して頂き、全体のアレンジは一応そのままで、まずは次回まで練習を積むことになった。前回の発表会で大泣きした Over the Rainbow は完全なソロだったけど、今回は伴奏してもらえることになったので心強い。次回までひたすら練習を … とはいかない。新たな宿題も出る。この曲がとってもいい感じで、すっごく気に入ってしまいそう。


ただでさえムーミングッズで荷物が重いのに、国立駅前の書店でようやく 「きょうの猫村さん」 を見つけ、迷わずゲット! これもみかさんが教えてくれた本。やっと会えたわ〜。


帰りの中央線は高校生でいっぱい。しかも彼らは車内でマクドナルドのバーガーやらポテトやらをぱくついているので匂いが充満している。それだけじゃなく、いくつかのグループに分かれてたむろしていながら、混雑している中をグループ間で行き来するので、そのたびに荷物をよけなくちゃいけなくてうざったいことこの上ない。大きな声でうるさいし。とうとう最後まで座れなかったのは仕方ないとしても、新宿まで奴らと一緒でやんなっちゃった。


地元の駅に降りついたのが8時5分前。ちょうど雨が降り始めたところ。ムーミン柄の紙袋が濡れないように、8時閉店の100円ショップにかけこんで、ムーミングッズがすっぽり入る大きめのビニールバッグとビニール傘を買う。同じビル内のプロントに落ち着いた途端、ゴーッとすごい音がして、とんでもない土砂降りに変わった。まさに間一髪。メリメリと天を引き裂くような雷鳴もとどろく。店内にいた人たちもしばし呆然。やれやれ、危ないところだった。ひと息ついて、「きょうの猫村さん」 を読み始める。最初は絵が雑なようにも思えるけれど、それがだんだん味になってくる。なんというか、昆布茶みたいな渋い味わい。一気に読んじゃった。続きが読みた〜い!


2時間近い雨やどり。どうなることかと思った雨も傘がいらない程度になったので、ようやく腰を上げる。でもまだ稲光がピカピカ。雷雲は通り過ぎたらしいのに、光だけは伝わってくるのね。すっごく不気味。寄り道せずにまっすぐ家に帰って、着いてから20分もしないうちにまた降り始めた。しかもまたしてもすっごい土砂降り。いやぁ、今日は本当についてる。