仕事から解放されると途端に自堕落になるなぁ。それを反省するどころか楽しくて仕方ないものだから、「仕事の在庫がはけたら教えて」 と言ってた先生に連絡せずにいる。
ゆっくり起きて、のんびり食事をして、つらつらとネットで遊んでいるところへ電話が鳴った。着物のお店の担当さんからで、私にプレゼントしたい物があるから、外出のついでに届けに行くと仰る。わざわざ自宅まで来てもらうのは申し訳ないので、プロントで待ち合わせることにして、それまでは編み物にいそしむ。
あいにくの冷たい雨の中、水着の上に作務衣を着込み、モコモコのマフラーをして出かけると、彼女のプレゼントというのは、「サザメ」 という小幅帯をキレイに結ぶための小物だった。こんなものがあるのねぇ。ありがたく頂戴する。なんでも私が歌舞伎座へ行くときに思い切り遊んだ小幅帯の結び方に触発されて、他のお客様にお店の方から提案できるように小幅帯の結び方をあらためて勉強することにしたそうな。ほよ〜っと目がテン。
お店に戻る彼女と別れてスポーツクラブへ。いつもより１時間ぐらい早いだけでメンバーの顔ぶれが違う。４０分フルに泳いで、水中ストレッチも念入りにして、プール上がりにプロントに戻って編み物をしようとしたら、あらら〜、腕が重い〜。クロールでブンブン振り回したせいかしらん？ ほんの少し編むだけでドッと疲れてしまう状態。こんなのは珍しい。おそらく日頃の運動不足のせいで、ちょっといつもより頑張るともう身体がついてこれないんだろうな。情けない〜。それでも少しずつ少しずつ編み物を続けていたつもりが、いつのまにか寝入ってしまったらしい。ほんの１０分１５分だけど熟睡したみたいで、起きたらスッキリ。疲れも吹き飛んでしまった。ヒトの身体っておもしろい。
今日の編み物の成果はイマイチで、また何段も下で間違えているのを見つけてほどき、袖のあきどまりまで所定の段数を編み終えたと思ったら、ありゃ？ 長すぎる？ もともとゲージはとっていないけれど、最初の数段で編み図と合っていたので安心していたら、７０段で３０センチぐらいにおさまるべきところが４０センチ近くなっていた。もっと早く気付けよ〜、と自分にツッコミを入れつつほどく。今日はほどいて編み直した段数が多すぎて、後ろ身頃を編み終える予定だったのに果たせなかった。明日こそ！
