まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

川面を埋め尽くす桜花

maru992005-04-10

曜日とほぼ無関係の生活とはいえ、日曜日だというのになぜか7時ちょっとに目が覚めてしまい、そのまま起床。早々に仕事を始めたものの、専念はできない。というのも、夕べDVDの録画予約をしようとしたらハードディスクの空き容量が少なくてできなかったんである。うちのDVDは割りと出始めの頃に買った旧式なので編集にすごく時間がかかる。RAMにコピーしながら仕事をして、コピーが終わったら次のRAMの準備をして、またコピーが始まったら仕事して … の繰り返し。今の仕事が片付くまで先送りできればよかったんだけど、こういう時に限ってどうしても録画したい番組があるのよね。


RAM4枚のコピーを終え、仕事も無事2時すぎに終了。見直しのために訳文と原文をプリントして驚いた。こんなに細かい書類だったのかぁ。PDFファイルを150%表示で作業していたので気づかなかった。こりゃあ時間がかかるはずだわ。


またしばらく家のことがほったらかしになっていたので、あちこちをバタバタと慌しく片付け、ひと息ついて、さて出かけるか。それにしてもすごい風。ビュンビュンうなってる。でもだからこそ今のうちに桜を見ておきたい。外に出ると、6階の通路にさえ桜の花びらが舞い込んでいた。確かに風は強いけれど冷たい風ではないから、作務衣1枚でちょうどいい。風が花びらを巻き上げ、次から次へと小さな渦を作っている。川面は花びらでいっぱい。いちばん初めに満開になった白い桜はすでに葉桜。駅まで続く桜並木をお花見がてらのんびり歩く。これだけ風が強いと花粉も吹き飛んでしまうのか、今日は鼻グズグズにならなくて快適。


プロントで訳文の見直しを始めた途端に睡魔が…。耳を引っ張ったり睡魔を追い払ってくれるはずの足のツボをグイグイ押したりしてみたけど、そんなことぐらいじゃどうにもならない。トイレで大きく背伸びしてみたりお水をもらって氷をかじってみたりして、ちょっと回復。どうにか見直しできたのは6ページ。あうう。


家でも見直しを続けたものの、9時すぎに気力がなくなってしまい、リタイヤ。長風呂して寝ちゃうことにした。明日だ明日〜っ!


お風呂の中でニュース番組を見ていた。中国の反日運動。理解しがたい。確かに過去に不幸な歴史はあったけれど、だからといって未来永劫にわたって謝罪を続けろというのか。そもそも歴史というのは客観的に語ることなど不可能なものだ。勝者は敗者の記録を抹殺し、勝者の自己を正当化した記録が古代史・中世史の基本になっているし、近代史・現代史にしても語る人の立場によって異なる記述になるのはいかんともしがたい。中国側の歴史も日本側の歴史もそれぞれの立場に立脚したものであって、どちらの国にも自国の歴史を正当化する理由があり、相手側の歴史を一方的に否定する権利はない。ましてや、教科書の出版とはまったく無関係の商店などにまで被害が及んでいるのは異常だ。単なる犯罪行為でしかない。重大な器物損壊の罪として賠償させるべきだろう。ところが外務省の抗議に対して中国側の代表者は謝罪すらしようとはしない。過去の歴史を理由に何もかもが正当化されると中国側が考えているとしたら絶対に間違っていると思う。