まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-08-20

ちょこっとデザインを変えてみた。いかがでしょ。

伯母の50年来の友人との待ち合わせは赤羽駅西口で11時45分。でもきっと早めにいらっしゃるだろうから、それよりさらに早く行って切符を買っておこうと11時半に着いたら、もうとっくにいらしていた。バスの時間が心配で、なんと30分も早くいらしたのだという。甘かった〜。

乗り換えに十分な時間をとれる連絡を時刻表で探して、12時ちょうどの宇都宮線に乗る予定だったのを1本早いのに乗ったら、東武線への乗り換えにタッチの差で間に合わず、恐れていた20分待ち。でも幸い風があるのでホームのベンチでもそれほど辛くなかった。

12時半頃に病院の最寄り駅に着く。ここから病院までの5分ちょっとの道のりが日陰のほとんどない炎天下。到着する頃にはふたりとも汗だく。

そんな苦労も知らずに伯母は寝ていた。めずらしくイビキまでかいてる。「起こさなくていいわよ」 とオバサマは仰るのだが、体調不良をおして遠路はるばる来て下さったのにそうはいかない。手をゆするとすぐに目を覚まして、「遠いところを、よくまぁ…」 と友人の来訪を喜んだ。そうそう、そうこなくっちゃ。

ふたりとも耳が遠いのでどうなることかと心配だったけど、「久しぶり。変わらないわねぇ」「思ったより元気そうで安心したわ」 と問題なく会話が始まったので、私はひとまず洗濯をば。

伯母を 「おねえさん」 と呼ぶ友人の来訪に、思わぬ反応を見せたのが同室のFさん。以前はずっと伯母の隣りのベッドで、伯母のいちばんの仲良し、ということになっている彼女、いつもなら私が話しかけるとにこやかに返してくれるのに、話しかけようとそっぽを向いてしまい、それでいて伯母とオバサマをじっと見ている。表情をこわばらせて。う〜ん、ジェラシーなのかしらん。

5年前に亡くなったオバサマのご主人のこと、もう30年近く前に亡くなった祖母のこと、そして私の母のことなど、2人の会話はほとんどが思い出話。おだやかな時間。

「あまり長居をすると疲れさせちゃうから」 とオバサマは気遣って下さったが、あいにくまだ洗濯が終わらないんです〜。「疲れないわよ。大丈夫」 と伯母も言うので、もう少しお付き合い頂く。

ようやく洗濯も終わって、引き上げる時間。オバサマは私に 「もう少しいてあげて」 と言い、伯母は 「ちゃんと送ってあげて」 と言う。伯母ちゃんの勝ち〜。「またね」 「うん。また来るからね」 と笑顔でのあいさつが切ない。

お客様と食事ができるような店が駅前にまったくないところなので、申し訳なかったけれど駅ビルの中にある並以下の中華レストランで、やけにしょっぱい中華丼で遅いランチ。「おごらせて」 と伝票を自分の方によせてしまったオバサマのすきをねらって伝票ゲット。わざわざご足労いただいたのにごちそうになるわけにはいきませんって。

帰りは連絡がスムーズで無事に赤羽に到着。ところがバス停が分からないと仰る。ご自宅にいちばん近いバス停の名前もうろ覚え。「これだから年よりはいやよねぇ」 とすっかり落ち込んでしまうオバサマ。乗り慣れていないのだから仕方ないですよ〜。運転手さんにオバサマの記憶に近いバス停を推理してもらうと、「そうそう、そんなだったわ」 とピタリ賞。運転手さん、ありがとう。

バスを見送り、今日の任務は無事終了。駅に戻ると、あれ、カルディがある! えらいぞ赤羽。途中下車して北千住店によるつもりだったから大助かり。大きな袋のアーモンドプードルと粉糖、食用のレッドローズなどなど買い込む。

実は朝も駅に着くまでに暑くて暑くてプロントのアイスコーヒーでクールダウンしたんだけど、帰りはバータイムの大きなカップアメリカンでリラックス。「神との対話」第1巻を読み終えた。よく分からないところも多いけど、“「…できたらいいなぁ」 と願うだけではかなわない。「私は…できる!」 と自分がまず信じなければ。” という一節に思わず頷いてしまう。「発表会でうまく弾けるといいなぁ」 じゃダメなんだ。「私は絶対ちゃんと弾ける!」 と本気で信じられるようにならないと。

帰宅して、一息ついて、さて明日の油絵の教室に持っていくケーキ。買ってきたばかりのアーモンドプードルと粉糖が生地のベースで薄力粉はちょっぴりしか使わないパンドジェーヌを焼く。せっかく張り切って2本焼いたのに、型からはずす時に1本のはしっこが欠けてしまった。くぅ〜っ。やることが雑なんだから〜。

気を取り直して、まだ卵も乳製品も食べられない先生の愛娘キョンちゃんのために、水と合わせるだけでいい 「おやつイン」 というケーキミックスを使って、レーズン入りの小さなパウンドケーキを焼く。よっしゃぁ、キレイに焼けたぞ〜!

今日はなかなか充実していた。は・な・ま・る♪