まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-05-21

台風一過。いい天気。でも負け惜しみじゃなく、昨日訪ねた神社やお寺はどこも雨の似合う場所だった。なんたって緑が美しかったもの。

朝食は17階のトップラウンジで、鴨川の流れと山々を眺めながらビュッフェスタイルの朝食。京野菜のホットサラダが美味しかった。昨日から食べすぎなのでセーブするつもりだったのに、ついつい食べてしまうなぁ。

八坂クラブで着物フェスタ。このイベントへの参加が大名旅行の条件というわけだ。タクシーで向かう途中、南座の前を通る。しばらくここで歌舞伎を観てないなぁ…。

丸紅コレクションや千利休ゆかりの品々、伊達政宗自筆の掛け軸などなどで目の保養。なかでも私にとっての逸品は大石内蔵之助愛用の茶刀。

松羽目の舞台を擁した大広間に様々な着物のブランドが所狭しと自慢の商品を並べ、若くて可愛らしい舞妓さんが華を添える。普段なかなか目にすることのない珍しい織物やおそろしく手の込んだ技法の数々が披露され、大好きな世界だけに飽きることがない。

あっという間に時間が経って、お昼のお弁当がまた豪華。お店の社員たちはビジネスホテルだしお弁当もランクがずいぶん下なんだって。「でもここだけの話、何年か前のツアーではメインイベントがにしきのあきらの歌謡ショーだったし、ホテルも今回がいちばんいいのよ」 担当の社員さんが教えてくれた。にしきのあきらの年じゃなくてよかったぁ。

フェスタから解放されたあと、ガイドブックで夕べ見つけた安達くみひも館へ。ここでは組ひもの体験ができる。携帯ストラップや髪留めのコースと違って帯締めの体験には
5千円もかかるのに、それもお店もちでやらせてもらった。へへっ。

いやぁ、おもしろかった。2時間足らずで帯締めが1本できちゃう。合計約700本の絹糸を8本に分けて組む丸帯で、リズミカルに組むのが大事なんだって。今回は、すでに丸台にセットされている中から好みの色のを選び、自分でやるのは組む作業だけで、仕上げもプロにやってもらうパターンだったから、やっぱり本式に習って自分が選んだ糸を台にセットするところから始めたいなぁ。

講師のオバチャンは現在73歳。メガネについてる細い組ひもがとってもオシャレ。話好きで、家族のことやら職場の人間関係のことやら楽しく暴露してくれた。組んでる間、喋りっぱなし。

本当は4時すぎの新幹線に乗るはずだったのに、予定外の組ひもで1時間遅れの自由席。なんとか座れてよかった。回りはビジネスマンばっかり。

京都=南座だったけど、たまには歌舞伎をはなれた旅行もいいなぁ。今度は雪景色のときに行ってみたい。

帰宅してすぐパソコンをオン。ううう。仕事のメールがきてる。O先生じゃなく別の事務所からだ。まだワードをインストールしてないんだけど、添付されてた書類はワードパッドで確認できた。30ページかぁ…。ウチにあるワードは98で、2000の到着を待ってるところなんだけど、とりあえず98をインストールしておこうと思ったら…。が〜ん。そうだった。おバカな私はCDケースを処分してしまって、インストールに必要なCDキーも控えていないのであった。

まもなく2000をインストールできる前提で返信したけど、果たして復帰第1弾となるかどうか…。