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午前中に古書店のご夫婦がウチの古本を引き取りに来てくれた。ご主人は、いかにも古本屋の親父さんという雰囲気を漂わせた寡黙で思慮深い感じの方で、奥様の方は、大柄なご主人と対照的にとっても小柄で、ゴムまりがはずむみたいによく笑い、よくしゃべり、よく動き、優しげなご主人を「のぶちゃん」と呼ぶ。なんかねぇ、いいんだぁ。ほのぼのとしていて。

段ボールに３箱分あった古本のうち半分ぐらいは値がつかなかった。一時期はまっていた中国の歴史物なんかは全滅で、問題なく引き取ってもらえるのはコミックスや新しめの文庫。まぁ予想通りの結果といえる。値がつかないものも引き取って処分してくれることになり、自分では１階までおろすのも大変だから助かった。コミックスと文庫で５５００円也。部屋の中がさっぱりした〜。

明日は年下の友人の披露宴で、着物で行く約束。分不相応と知りつつ贅沢しちゃった刺繍の着物にやっと初めての出番が到来。でも天気がビミョーみたいだなぁ。どうか降らないで〜。

しつけ糸をとり、半衿をつける。めんどくさいけど大切な準備。しつけ糸って、本当はその着物を着た姿をいちばん見てほしい大切な人にとってもらうのがいいんだって。そんなこと言われてもねぇ。

お裁縫のかたわら、テレビでは歌番組のスペシャルで、過去１０年のベストヒット１００曲を特集していた。いやぁ知らない曲の多いこと。すっかりうとくなったなぁ…と、まるで浦島太郎みたいな気分。歌唱力がある人が少なくなったという実感もあった。女性では間違いなく最年長なのに若作りの松田聖子が痛々しい。ヒットチャートを占めるメンツの低年齢化が進む中、サザンが１位で頑張ってるのは頼もしいな。

「ハイパービタミン　ミニトマト」の苗から芽が出た♪