まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-02-05

11時過ぎに病院着。ほどなく回診の時間で担当医と話ができた。「手術って言うといかにも大変そうだけど、そんなんじゃないから」 といきなり意外なひとこと。

足に力を入れるのに大事な親指を守るためには、親指まで壊死が広がらないうちに早く患部を取り除かなければならない。完治をめざすとすれば足首より上で切るのが一番だが、とりあえず今回は、地面に足をつくのに支障がないように、足の付け根の骨までは残すようにしたい。…と説明をきけばきくほど、やっぱり大変なことだよねぇ?

それなのに、当日は仕事を休んで来るから日時を教えてほしいと言ったら、先生は驚いたような顔をして 「そんな必要ないですよ」 って。はぁ?

「その気になれば今すぐこのベッドの上でもできるような処置なんですよ。ただ布団が汚れるといけないから手術室か処置室を使うだけ。本当にその程度のことなんです」 と先生は言う。指2本を切るというのが 「その程度のこと」 だなんて…。もう頭の中はハテナマークでいっぱい。

たとえ 「その程度のこと」 だとしても、やっぱり処置後の伯母の様子が心配なので、せめて夕方にでも来たいから、とお願いして処置日を連絡してもらうことにした。だって…。ねぇ?

これでとりあえずメインイベント終了。次は銀行でキャッシュカードの再発行手続き。これはスムーズに終わって次は市役所。伯母の市民税・県民税の申告。さんざん家捜ししたけど必要書類として列記されているものがちっともそろわなかったので、緊張しながら窓口へ行ったのだが、不思議なくらいスムーズに 「ないものはない」 で済んでしまった。伯母が老齢だからおめこぼし? 税申告がどれもこんなふうに簡単にすめば楽なのになぁ。

市役所から伯母の家に回って最後の郵便物回収。私の自宅への転送が始まっているのでこれでもう伯母の家に来る必要はないはず…と思ったのだが、郵便ポストにはチラシだの宅配で届くカタログだの、郵便物以外のものも入るのだねぇ。あふれるままにしとくかぁ。

病院へ帰り着いたのは3時半すぎ。全部徒歩で回るから疲れる疲れる。そこへ 「伯父さんに電話して下さい」 と看護士さん。伯母の弟が伯母の家に何度電話しても出ないので心配して警察に連絡したそうで、警察から病院に問い合わせがあったという。なんで私をすっとばしていきなり警察へいっちゃうかなぁ。伯父には連絡するな、と伯母が言ったのだ。それでも伯父は怒鳴るんだろうなぁ。昔っから理不尽に怒鳴り散らしていたもんなぁ。憂鬱な思いで電話をかける。妙に上機嫌。というか私に対してかつてないほど低姿勢で敬語つかいまくり。「申し訳ございません」 だって。どうしちゃったんだ? 伯父ももう77歳。ボケたのか?

5時近くなって帰ろうとしたら、ベッドの下に丸い包み。げっ。洗濯物じゃん。朝イチできいたら今日はないって言ったのに…。それから1時間かけて洗濯する気力はなく、そのまま置いてきてしまった。土曜日までお預け。

あちこち歩き回っている間、が〜んが〜ん。こ、これは私がこれまでに何度も経験したことのない頭痛ってやつか? このぞわぞわっとするのは寒気? ひょ、ひょっとして、と思ったら案の定、熱が出ていた。帰宅して計ったら7度9分。いわゆるミイラとりがミイラになるっちゅうやつやね。お風呂でガーッと汗かいて早寝しようっと。

写真の季節外れな鯉のぼりは市役所に飾られている。さすが鯉のぼりの名産地。