まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-06-27

水曜日の今日は映画のレディースデイ。カンヌ映画祭パルムドール受賞で話題の「万引き家族」を観に行こうと思い立ち、昨夜のうちにネットで予約しておいた。

13時ちょっとすぎの上映開始前に腹ごしらえ、と上島珈琲店で新メニューのビーフパストラミサンドを注文してみる。パストラミがギッシリで美味しい♪

時間を見計らってMOVIXへ。平日の昼間なので年齢層は高め。レディースデイということもあり、かなりの入り。それでも最後列のほぼ中央の席で両隣りが空席だったのはラッキー。そしてなにより、ポップコーンを食べながら観る人が見渡す限り皆無だったのが嬉しい限り。

是枝監督作品は、「誰も知らない」そして父になる」「三度目の殺人」に続いて4本目。これまでに観た3本のうちのマイベストは断然「誰も知らない」だった。そして今回の「万引き家族」はどうだったかというと…「誰も知らない」と甲乙つけがたく、両方とも並んで是枝監督作品のマイベスト!

まだ上映が始まる前から、万引きや誘拐などの犯罪を助長するおそれがあるとの批判があったというが、まったくのナンセンス。そのような批判をしていた人たちも、実際に観たあとではいかに的はずれな批判だったか分かるはず。

あらすじ等は省略するけども、誘拐されたことになっている二人の子供はどちらも、夫婦が「拾って」こなければ、実の親のネグレクトで命を落としていたかもしれず、この一家の一員となった二人が幸せに暮らしていたことは明らかで、一家が引き裂かれたあと、施設に送られた長男はいいとしても、実の親のもとに返された娘は、以前と同じネグレクトで笑顔を失い、その寂しげな姿に胸がつまる。わずか5歳の幼女が虐待により命を奪われてしまったごく最近の実際の事件と重なるのだが、映画の中でこの娘の両親は誘拐の被害者家族として報道陣の前に姿を見せていたのであり、社会はその両親こそ娘にとって加害者であることを知らない。そうしたことも含め、様々なことを考えさせられる作品。

買い物を済ませて帰宅し、軽く腹ごしらえもして、18時すぎにホットヨガ。いつものインストラクターさんの骨盤筋整のクラスだったのだけれど、そのインストラクターさんが今月いっぱいで辞めてしまうと分かり、ビックリ。不本意な退職のようで、事情はよく分からないのだけれど、もうずっと彼女のクラスをメインに、どうしてもスケジュールが合わないときだけ他の人のクラスに出るという形だったから、これから困っちゃうなぁ。

夜になっても室温が下がらず、今季初のエアコン起動。まだ6月なのにねぇ。