まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-01-24

図書館の予約サイトで、「悲嘆の門」下巻の表示が「配送中」から「準備中」に変わっていたので、開館時間を待って電話で確認したところ、来館すれば渡せると。よしよし。早速行って、「この世の春」は取り置きのまま、「悲嘆の門」上巻を返し、下巻を貸出。いつもは自転車で行く図書館にあえて徒歩で行き、図書館の前から出るバスで綾瀬へ。ココ壱の前を通ったらいい匂いに惹かれてしまい、まだブランチぐらいの時間なのに、グランドマザーカレーをがっつりと。そのあとタリーズで下巻を読みふける。

その間に、お久しぶりのクライアントから仕事のメール。これでようやく仕事始めができると喜んだものの、和訳の修正案件で、新たに追加になったページだけでも20ページを超えているのにとても急いでいて、2日後の金曜日にはほしいと。今日も明日もほとんど時間が取れないので、お断りせざるを得なかった。ガックリ。

ところが、そのあと昨年の仕事納めになった案件の担当者から同じ案件の続きの書類が届き、こちらはそれほど急ぎではないそうなので受注することができた。これでめでたく仕事始めができそう。

時間を見計らって初台の新国立劇場へ。今までは西日暮里から新宿に出て京王新線に乗り換えていたのだけれど、大手町で三田線に乗り換え、神保町からは都営新宿線京王新線に乗り入れていてそのまま初台へ。このほうがずっと楽! これからはこのルートにしよう。

14時開演のオペラ「こうもり」。序曲もよく知られているし、有名なアリアもたくさんあるのにこれまで観たことがなかったので、思い切ってチケットを取った。斎藤さんが「しょーもない話」と言っていたからどんな作品なのかと思ったら、たしかにしょーもないけど、楽しい〜! サービス精神旺盛な演出で、賛否両論ありそうだけど、サシミ、シャブシャブ、ニシシンジュクなど片言の日本語で笑わせる。男装の麗人めいたオルロフスキー公爵が素敵だったなぁ。タイトルの意味も分かって、スッキリ。

終演後、同じルートで帰り、コメダで読書の続き。かなりのページまで進み、残りは自宅で読み終えた。1日で読んじゃったぁ! ファンタジーの要素があり、私の想像力が乏しくて、宮部さんが描こうとした世界をうまく頭の中でビジュアル化できなかったんだけど、それでもとっても面白かった。この作品より前の「英雄の書」が世界観も登場人物も同じだそうで、そっちから読むべきだったのか、と落ち込みかけたところで、「続編ではなく互いに合わせ鏡のような作品」と宮部さん自身が語っているインタビュー記事を目にし、ホッとした。そっちも読もうっと (^^)