まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992018-01-05

夕べはなかなか寝付けなくてどうなることかと思ったんだけど、7時半にセットしたアラームが鳴る前に自然に目が覚めた。

コミュニティバスがもう休日ダイヤではなく平常運転していることを確認し、いつもどおり8時半のバスに乗る。毎月恒例の手織教室の施設予約。4月分の予約で、新年度から新たに参加する団体も少なくなく、申し込みがダブって抽選になる組が多い中、工芸室はその影響を受けることなく、スムーズに予約完了。よかったぁ。

いつものようにサブウェイに寄ることなく、そのまま駅へ。北千住で東武線に乗り換え、浅草へ。まずは浅草寺への初詣。第一は健康運、第二は仕事運が良くなりますように、とお祈りをして、外国人観光客が多く大賑わいの仲見世通りを伝法院通りに拔け、浅草公会堂へ。

若手の舞台としてすっかり定着している新春浅草歌舞伎。開演前にメインの若手がひとりずつ順番に年始ご挨拶をするのも恒例で、今日の第一部のご挨拶は座長の松也。そのトークの最中に、キュインキュインと不穏な音が鳴り響き、会場がざわつく。緊急地震速報らしいのだけれど、揺れは感じられない。芝居が始まってからじゃなくて良かった。

義経千本桜」より「鳥居前」。種之助の義経に梅丸の静御前歌昇の弁慶、隼人の忠信、巳之助の藤太。みんな若くてピッチピチ (^^)

続いて「元禄忠臣蔵」より「御浜御殿綱豊卿」。松也の綱豊、巳之助の助右衛門、米吉のお喜与、新悟の江島。上置きの錦之助新井白石役で若手を助ける。綱豊と助右衛門が対峙する場面では、二人の若さが迸り、気迫と緊張感がみなぎる真剣勝負。観ているほうも気持ちが引き締まる。新悟の江島も良かったなぁ。「ワンピース」でのサディちゃんと同一人物とはとても思えない!

第二部との間に休憩所でヒレカツ弁当。幕間とこの休憩の残り時間を使い、ネックウォーマーの編み込み部分をほぼ編み終えた。

第二部のご挨拶は米吉くん。もう25歳になるときいてビックリ。もっと若いと思ってた。

「操り三番叟」を種之助の三番叟、隼人の千歳、錦之助の翁、梅丸の後見。三番叟の顔をただ白く塗るのでなく、あえてテカらせて人形らしさを出していたのは良い工夫。

「引窓」はちょっと危ないかも、と心配していたのが的中し、途中でちょっとだけ意識が飛んでしまった。歌昇の与兵衛、松也の濡髪、米吉のお早、歌女之丞の母お幸。芝居は良かったのよ。私が寝不足だっただけ (^^ゞ

最後は、三津五郎が当たり役にしていた「京人形」の左甚五郎を巳之助が引き継ぎ、新悟の人形、種之助の妻おとく、梅丸の井筒姫、歌昇の奴。梅丸くんは今回、最初も最後も赤姫なのねぇ。巳之助も「ワンピース」のような作品だとはじけまくり、父とは違う路線を歩んでいるようにも見えるのだけれど、踊りはやはり父譲り。ふとした表情が三津五郎にとてもよく似ている瞬間がある。見どころの大工道具を使った立ち廻りも楽しい。

18時過ぎの終演後、松屋のレストラン階を回って「とろ麦」に落ち着き、お正月限定メニューの中から、塩麹黒酢唐揚げのとろ麦御膳にしてみた。とろろご飯も唐揚げも美味しかったぁ。

北千住駅構内のスタバに寄り、抹茶フルーティーブレンズティーラテという長い名前の新しいドリンクを初めて頼んでみた。抹茶なのにフルーティーなのがとっても新鮮!

編み込み模様の最後の段まで編み終えるつもりが、グレーの毛糸がほんのちょっとだけ足りなくて、予備の糸を持ってきてなかったので続きは断念。

帰宅後、糸を継いで編み続けていたら、午前1時ちょっと前にグラグラッと大きく揺れた。2日の地震と違い、揺れる前にズズズッと地鳴りのような音がすることはなく、いきなりの揺れ、しかも大きい。震源地が千葉の北西部と近かったせいか、震度は足立区が3、葛飾区は4。うちの住所は足立区だけど、道路を1本挟んだ向こうはもう葛飾区だから、4のほうに近かったんじゃないかというのが体感的な実感。幸い余震が来ることはなかった。今年はもうどうかお願いだから大きな地震が起こりませんように…。