まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-02-22

2月22日、と2が並ぶ今日の日記をアップすると、この日記を書いた日数が通算4,500日となる。丸12年とちょっと。遡ってまとめ書きすることも多いものの、よく書いてきたわー。

今日はとっても久しぶりに文楽へ。ただ実は、第二部は「桜鍔恨鮫鞘(さくらつばうらみのさめざや)」と「関取千両幟」の2本で、前者は歌舞伎でも観たことがないし、後者は嶋大夫さんの引退披露狂言なので、ぜひに、と第二部のチケットを取ったつもりでいたのに、なにを間違えたか手元にあるのは第一部のチケット。それに気づいたのは夕べのことで、今日がもう千秋楽で、第二部のみすでに完売。くすん。もう行くのやめちゃおうかなぁ、とも思ったけれども、それではあまりに演者の皆さまに失礼なので、予定どおり国立劇場に出かけていった。

始まる前に舞台を清める「三番叟」から、外国人のカップルがとても興味深そうに見ていた。感想を聞いてみたかったけど、話しかけるほどの勇気はなかった (^^ゞ

最初の「靱猿(うつぼざる)」の間は客席に空席が目立ったものの、幕間にほぼ埋まり、「信州川中島合戦」の「輝虎配膳」と「直江屋敷」の場面。無表情のはずの人形が表情豊かに見えてくるから不思議よねぇ。文楽って道具の扱いが意外と雑で、例えば武家屋敷の障子が開いて人形が出入りするときに、開くほうの障子が思い切り斜めになったりする。もうちょっと丁寧に水平に動かせば、ぐっと見栄えがよくなるのに。

終演後、第二部の入場待ちの人たちを羨ましいなぁ、と思いながら劇場を離れ、甘味処「おかめ」へ。軽く朝食を食べたきりだったので、「甘辛弁当」というのを初めて注文してみた。オニギリとおでんのお弁当に桜のおはぎがついてくる。美味しかったー。

アナウンサーの方がいらしていて、その時点では名前が分からなくて、帰宅してから調べたら、坪井直樹さんだった (^^)

そのあと半蔵門の駅の上にあるサンマルクカフェで「荒神」の最後の章を読んでいたら、OTTAVA プレゼンターのモーリーを見かけ、思わず「森さん」と声をかけて驚かせてしまった。「リスナーです」とご挨拶。OTTAVA の新しいオフィスがすぐ近所なのよね。

荒神」読了。やっぱり宮部さん、すごいわー。

明日は歌舞伎座なんだけど、帰宅後にいよいよ確定申告の準備を始める予定 (^^)