まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-06-18

図書館に予約を入れてから半年も待たされた「患者さまは外国人」を読む時間がなかなかとれずにいたので、午後からアリオに出かけ、上島珈琲店で読了。マラリア蚊に刺されると、マラリアがその後もずっと体内に潜伏し、体力減退時などに発症する可能性があり、戦時中に刺された日本兵が戦後に発症して亡くなった事例がたくさんあったこと、ロシアでは血液型をA、B、O、ABではなく、ロシアで一番多いO型を1とし、A型を2、B型を3、AB型を4ということ、イギリスでは医療費が無料なこと等々、豆知識も豊富で面白かった。多くの患者に慕われた無国籍の医師アクショーノフさんは昨年夏に亡くなり、六本木にあったインターナショナル・クリニックも閉院。このクリニックを必要としていた多くの外国人は今はどうしているのかしら。

フランフランとサンクゼールで買い物をした後、振込をしに郵便局へ行ったら、ムーミンの切手が。ああ、そうだった。発売されているのは知っていたんだけども、もらって喜ぶのは自分で、私がこの切手を使っても相手が喜んでくれるわけじゃないからなぁ… と思いつつ、かわいいからやっぱり買ってしまった ^^;

斎藤さんの Salone の途中から圭くんのゲリー・ウェバー2回戦。相手は地元ドイツのダスティン・ブラウンで、長いドレッドヘアーでビジュアルのインパクトがはんぱない。手足も長く、モンフィスをスタイリッシュにしたような…(モンフィスに失礼か)。トリッキーなプレイをするところもモンフィスに似ていて、ナダルを下したこともある。サーブも強烈で、圭くんは序盤はやや苦戦したものの7−5で取り、第2セットも接戦になるかと思いきや、ブラウンが失速して6−1で快勝! 頼もしい。

お風呂あがりに録画で「アイムホーム」の最終回。原作では最後まで仮面のままだったけど、ドラマでははずれるんだろうな、という予想は当たり、手のひらのぬくもりで溶けていくようなはずれ方はとてもいいと思った。自宅が火事になり、炎の中、妻を助けに行く場面で、消防隊が先に到着して両親や息子を救出しているのに、彼が妻を発見して助け出そうとする間、消防士の姿がまったく出てこなかったり、昏睡状態から覚めた直後に制止を振りきって妻の元へ這って行く場面でも、その後にしばらく病院関係者は誰もいなくて二人きりだったり、と不自然な点はありつつも、どちらもドラマチックな展開にするための作為なわけで、ドラマ的にはそれが成功していた。なにげに一番好きだったのは、大人たちのすったもんだよりも、スバルと良雄のごく短い会話だったけど。

天皇の料理番」は録りだめしたままで、まだ全然消化できていないのねん。