今月の手織教室は今日の1回だけだから、忘れ物がないように…と準備をし、お茶受けにシャトレーゼの季節限定ぶどう餅を買いに行こうと、今まさに出かけようとするところへ電話が鳴った。
「もしもし」そのひとことで誰だか分かる。と同時に用件も分かった。伯父が亡くなったことを告げる奥さんからの電話。昨日の夕方のことで、4年近く入院していたが、もう何も分からない状態だったので連絡しなかったと。斎場が混んでいて、お通夜は7日。片道2時間弱。「大変だから、来なくてもいいよ」と言ってくれたけど、そういうわけにはいかない。「必ず伺います」と答えて電話を切った。
1男3女の末っ子だった私の母が4人の中で一番最初に亡くなり、長姉の伯母を見送ってからもうすぐ十年。一番長生きした伯父も亡くなった今、私の血縁はもう同い年のいとこ(伯父の息子)だけになってしまった。彼には母方の親戚がたくさんいるけども。
この暑い中、喪服はしんどいだろうなぁ…と思いつつ、シャトレーゼへ自転車を飛ばし、帰ってくるまでのほんの10分弱の間にもう汗がじんわり。
身支度をし直して、手織教室へ。家庭の事情でしばらくお休みだった方が久しぶりにいらしてにぎやかだった。途中であきらめた課題の進め方を先生に伺い、さあこれで進められる、と思ったのに、何度もたしかめたはずの整経に間違いが見つかり、再びやり直し。はぁ〜。
帰宅後、整経の間違いを直して、やっと織り始める。でもやっぱり、な〜んか違う。先生の説明で納得したはずだったのに、いざやってみるとそのとおりにならない。なんで???
行き詰まってしまったこともあり、ぶどう餅を持参で木楽へ。前に持って行ったら、すっごく美味しいと喜んでくれたから。でもその喜んでくれた当人が今日はお休みらしくて、他のスタッフさんにとっては唐突なプレゼントになってしまったかも。彩り野菜のごまだれ豚しゃぶ冷やし麺。美味しかった♪
気合を入れ直して再挑戦。さんざん試行錯誤した末に、織り図のとおりにやると、織地の裏に模様が出ることが判明。そういうことかぁ。そのままでは織りにくいので、表に模様が出るように織り図を書き換える。今度こそ、やっとスタートできる! … というところで、今日はオシマイ。