まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-12-09

意図的にゆっくり睡眠をとって、片付けやらなんやらを済ませ、夕方に東銀座へ向かう。その途中で、ハタと気付いた。今日は9日。歌舞伎座初春興行の優先予約日! すっかり忘れていた。

すでに東銀座に着く直前だったので、まずは東劇の窓口で、メトロポリタンオペラのライブビューイング次回作「ファルスタッフ」の鑑賞券を座席指定のチケットと引き換えようとしたら、まだ引き換えが始まっていなくて、いつから始まるかも未定とのこと。なんじゃそりゃ。当日のチケットとの引き換えは不可なのに、ひどいなぁ。

ロビーでスマフォから歌舞伎座のチケット予約をしようとして、まずchromeでトライしたら、フラッシュの最新版をダウンロードしろと。なぜこんなタイミングで。それならば、と標準ブラウザで再トライ。途中まで順調だったのに、昼の部に続いて夜の部のチケットを仮押さえしようとしたところで画面がフリーズ。仕方なく一度ブラウザを閉じてイチからやり直そうとしたら、予約サイトのトップ画面にさえもアクセスできない。なんやねーん!

電波状態が悪いのかと東劇を出て寒空の中で再びトライ。やっぱりダメ。標準ブラウザ自体がフリーズしていて、他のサイトにもアクセスできない。最後の手段、と再起動しながら東劇に戻る。すでに「トスカ」上映開始の7分前。幸い東劇は場内からもネットにアクセスできるので、上映開始直前まで粘って、どうにか予約完了。やれやれ。

「トスカ」は以前、同じMETの別の配役で観ていて、その時と演出に大きな違いはなかったのだけれど、すでに概要が分かっているので細部まで鑑賞できたせいか、前回より格段にいいと感じた。一番の聴きどころは主役のトスカではなく恋人カヴァラドッシのアリア「星は光りぬ」で、コンブリオでもよくかかる曲なんだけど、単独で聴いても素晴らしいのがドラマの流れの中ではまた格別。ロベルト・アラーニャの美声が細胞の隅々まで染みわたるようで、聴き惚れながら、こんなに美しい旋律をありがとう、とプッチーニ大先生への感謝の思いが湧き上がってくるほどだった。いやぁ、よかった!

大満足で東劇を出て、歌舞伎座を遠目に見ながら地下鉄へ。帰宅したのは11時ちょっと前。プラシド・ドミンゴのCDで「星は光りぬ」をリピートしながら、新たな英訳を始める。スタートした時間が時間だから、当然のように朝までコース ^^;