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リフォーム第２弾４日目＝最終日。残る作業はリビングのクロス貼替えとエコカラットの施工のみで、クロスも古いのをはがす作業は終わっているので、エコカラット担当のチーフＴさんと新しいクロスを貼るＴＴさんの２人。

エコカラットは、写真のとおり、石膏のようにゴツゴツしていて薄い約30cm四方のパネルで、これを１枚１枚貼っていく地道な作業。コンセント部分はくり抜くように加工し、最上列と左右の端は高さや幅を合わせるためにカットし、切断面をヤスリで滑らかにしてから貼っていく。力がかかりすぎるとパリンと割れてしまうので、カットする際には最新の注意が必要で、実際、何枚かパリンといってしまったらしく、Ｔさん、その都度すごく悔しそうだった。さらに、上下左右がピッタリ合わないとズレが目立つので、ものすごく気を遣って作業をしているのが見ていると伝わってくる。もともとリフォーム会社の提案は電話周辺のごく限られたスペースだったのに、リビングの面積に対してそれでは効果が期待できないから、と反対側の壁一面に貼るのを提案したのはＴさんご本人。その提案を悔やんでいるんじゃないかしらん、と心配になるくらい、集中力の必要な作業に長時間ずっと専念していらした。貼り終わってから数えたら、30cm四方のままのパネルが78枚、カットしたパネルが27枚で、合計105枚！　私にはとてもできない作業。

その間、ＴＴさんは、あちこちに張りがあって凸凹した天井や壁のクロスを着々と貼り、床との間の巾木も新しくなり、部屋全体が明るくなったみたい。和室との間の引き戸もリビング側を貼替え、和室側はそのままだから、片面だけ糊がついている状態なので糊が乾く時の張力で反り返ってしまうおそれがあるから、と固定するために引き戸と壁の間に段ボールをはさみ、明日までこのままにしておいてほしいと。なるほどねぇ。

作業が終わり、移動してあったテレビを元の位置に戻して電源を入れると、あれ？　ＢＳは映るけど地デジが映らない。移動した際にコードの先のジャックがポロリと落ちてしまったようで、もともとやわだったらしい。「普通こんなことないんだけど」と言いながら、Ｔさんが直してくれた。電気工事までできちゃうのねぇ。

机を元の位置に戻そうとして、床の汚れに気づいたＴさん、こびりついた汚れまで丁寧に掃除を始めた。いやいや、それはもともとの汚れだから、と言っても「ついだだから」と気にしない様子。も、申し訳ない。

全体を点検し、システムキッチンのキャビネットのドアを開けると、Ｔさん、ＴＴさんに脚立を持ってこさせて、天井の電気をはずし始めた。前は丸い蛍光灯に四角いカバーがかかっていたのを細長いオシャレな蛍光灯に替えたもので、せっかくつけたのになぜ？　と見ていると、「ほんの少しだけどドアの端が蛍光灯のカバーに当たるから」と。え？　そう？　さっき自分でドアを開けてみた時には気づかなかったけど。「蛍光灯がちょっとでもずれると当たる位置なので、直します」とＴさん。いやぁ、すごいわぁ。

そんなこんなで最後まであちこち気を配ってくれて、すべて終了したのが７時すぎ。予定より遅くなってしまい申し訳ないとＴさん。いえいえ、とんでもない！　連日の作業のお礼にと和菓子をお渡しして、１階エントランスの鍵を受け取る。ああ、これで終わりなのねぇ。ちょっと寂しい気さえするぐらい。

さあ、あとは私がキッチンの収納を終わらせるだけ。でも今日のリフォーム作業中も私は和室で仕事をしていて、その案件がまだ終わっていないので、ひとまず仕事優先。

とはいえ、早起きが続いていたから、まぶたが重〜い。日付が変わってすぐに限界が来た。続きは明日がんばるっ！