まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992012-02-12

夜に備えてよく寝なきゃ、との決意(?)のもと、6時間ちょっと熟睡して昼前にのそのそ起きる。あれやこれやでバタバタし、なにげなくパソコンでポータルサイトにアクセスしたら、「浅田真央2位」と女子フィギュアの結果がいきなり目に飛び込んできてしまった。いや〜ん!

午後4時すぎに家を出て、ハンズに寄って電気を使わない紙のオブジェのような加湿器を購入。そのあと東銀座への東劇へ。まずは窓口で、3枚綴りの割引鑑賞券の最後の1枚を次の次の作品「エルナーニ」のチケットと交換し、時間までスタバでひと休み。

7時からの上映は今シーズン7作めの「Enchanted Island(魔法の島)」。シェークスピアの「真夏の夜の夢」に登場する2組の恋人たちが難破して「テンペスト」の孤島にたどり着くという設定の新作で、「テンペスト」のアリエルが「真夏の夜の夢」のパックのような役割を果たす。ストーリーを構成してからバロック音楽の名曲をあてはめたもので、「最初に音楽ありきのマンマ・ミーアと逆」という説明に納得。

キャリバンという役がまるでKISSのジーン・シモンズのような拵えでほとんど素顔が判別できず、パンフを見たら「ドン・ジョバンニ」でレポレッロを演じたルカ・ピザローニ。ああもったいない。イケメンなのに。なぜこんなメイクを、と調べてみたら、「テンペスト」では「怪物キャリバン」なのね。そういえば「テンペスト」ってしっかり読んだことなかったなぁ。反省 (^_^;)

プロスペローと王子フェルディナンドの2人がカウンターテナーで、「ロデリンダ」で慣れたのか、違和感どころかやっとカウンターテナーの魅力がちょっと分かってきたような。魔女役のジョイス・ディドナートがとても楽しそう。そして圧巻の存在感なのがプラシド・ドミンゴの海人ネプチューンライブ・ビューイングのための録画の日がたまたま誕生日だったそうな。面白かったし、バロック音楽も素晴らしかった。舞台装置もユニークで、王子を乗せた船が海のはるか遠くから近づいてくる場面は、歌舞伎の「俊寛」みたいだった。

10時45分頃の終演後まっすぐ帰宅して、録画しておいた女子フリー。やっぱり結果が分かってしまうとドキドキハラハラがないなぁ。パトリック・チャンと同じで、今回のアリッサ・シズニーはなんだかビンビンとオーラを発していたねぇ。真央ちゃんはとっても優しい表情をしていたのが印象に残った。

とうに見直しまで終わらせながら保留にしていた英訳の修正を終え、送信して今日はおしまい^^