今の修正案件の打診を受けた時、タイトなスケジュールではあったけれど、今日明日は外出の予定がなく専念できるはずなので、なんとか対応できるはずだと計算して引き受けた。つまり今日が勝負の日。そのつもりで気合を入れ、仕事の続きをスタートしてほどなく、立て続けに2件のメールが入る。
まず1件は、12月半ばに古巣のオフィスから紹介で見積もりを頼まれた案件で、その際、レートが一般的なワード単位ではなく時間制のため書類を見ないことには見積ができないことを伝え、私のレートを書き添えて返信したところ、それきりナシのつぶてだったのに、1か月も経ってから今日いきなり契約書を送ってきて、今月中に仕上げてほしいと。いやいやいやいやいやいや。そんなに都合よくはいかない。少なくとも29日までは空けておいてほしいと言われている状況で、ごく短い書類なら無理やり割り込ませて対応しないこともないけれど、20ページ近くある英訳なんだもの。最速でも今月30日まではスタートできないことを伝えると、あえなくキャンセル。ご縁がなかったようで。
2件目は、このところ頻繁に依頼が来ている一般企業で、同様に現状を説明したところ、「いつも忙しいのは重々承知しているから」と今回は他を当たってくれることになり、「くれぐれもご無理なさらないように」と嬉しいお言葉。こういうことがあると、次回ちょっとぐらい無理でも頑張っちゃおうという気になるものなんだよねぇ。
さあ頑張ろう! 契約の修正というのは、別の人が作成した訳文を修正するのはひどく難儀で、たとえば英文和訳の場合、もとの英文に修正が入っていない箇所でも、和文のちょっとした言い回しが気になって直してしまいたくなる気持ちをグッとこらえるのが結構なストレスになるのだけれど、今回は幸い自分の訳文だし、その訳文を作成したのも比較的最近で、まだある程度は記憶が残っているので作業が楽。ただ修正の結果、たとえば第3条が第4条に変わったのに、「第3条参照」がそのままになっていたりという英文のミスも多いので、gmail の画面を開いておいて、見つけるたびにメールの下書きとしてメモをしておく。こうすれば作業が終わった時に、すぐに注意書きとして送り状に組み込むことができる。メモしたあと放置している間に勝手に保存してくれるから安心。
そんなこんなで専念している間に日付が変わり、午前2時を回ったところでひととおり完了〜! いいペースだ!
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