勤労感謝の日というのは法律上「勤労を尊び、生産を祝い、国民互いに感謝し合う」日なんだそうで、「国民互いに」って言われてもねぇ、と思ったりするわけだけども、前から気になっていたサンクスギビングとの関係も調べてみたら、勤労感謝の日が制定された当時、日本はまだ米軍の占領下で、国家神道と結びついた新嘗祭を危険視した占領軍が「レイバーデイ」と「サンクスギビングデイ」を合わせた「レイバーサンクスギビングデイ」を考案し、それを和訳したのが「勤労感謝の日」とのこと。なるほどねぇ。… と、「勤労を尊ぶ」というよりは「勤労できる喜び」を忘れないようにしないと、と自分に言い聞かせながら、実際の仕事とまったく関係のないこんな調べ物に時間を費やしているのは、結局のところストレスの表れ (^_^;)
例のエクセルで悪戦苦闘している案件が夕べひとつ片付いたのだけれど、残念ながらすぐに次のが待っていて、今日もひたすらその作業。ただ、担当の先生が心配してメールをくれて、これまでは1つのセルの和文に対応する英文は同じ行の隣のセルにだけ入力していて、その結果、基本的に和文よりその英訳のほうが長くなるから収まりきれず、セルの拡大にも限界があるために全文を表示できないのが不便で仕方なかったのだけれど、無理に同じセルに入れずに行を挿入し、1つのセルの和文に対応する英訳を2つ以上のセルに分割して構わないと。それなら、拡大しても収まらないセルはすべて分割すれば、いちいちセル内でスクロールしなくても全文表示できる。それだけで格段に作業がやりやすい! ありがたいわ〜。もっと早く言ってほしかった、というのが本音だったりもするけども。
通常は英文和訳か和文英訳のみなのだけれど、今回のこの案件に限り、契約書の本文は中国語で、条文ごとにその英訳が併記してある。でもって私が英訳しなければならない契約修正案は和文英訳。つまり修正の必要なところだけ抜き出して和訳されているのを英訳するのだけれど、その和訳が間違いだらけときている。ならば、と原文に当たろうとしても中国語は分からない。英文を頼りに、和文に間違いがあることを念頭に置いた上で和文の修正を英訳するという複雑なプロセスになっていて、それで余計に頭の中がグルングルン。エクセルだけの問題じゃないものだから、和文の間違いを見つけるたびに、うぬぬぬぬ、とストレスが募る。不健康な案件だわ〜。
負けるもんか! とムキになって作業をしていたら、あっという間に日付が変わってしまい、いつもどおりの夜なべ仕事に … あ! 明日は演舞場だ! 寝なくちゃ! と気づいた時点ですでに午前2時すぎ。大失敗〜!!