まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-04-11

リビングで鳴る電話の音で目が覚めた。急いで出ると手織教室のお仲間からで、「ごめん、寝てた?」 ハイとも言えずに小さなウソをつく。遅くまで寝ているほうが悪いんだものねぇ。区の施設が使えなくなってしまったために今後の見通しが立っていないのだけれど、先生からのご提案で教室の予定だった日にせめてお茶でもということになり、なかなか連絡のつかない方の留守電に入れておいた、その返事。これで全員の出欠が確認できた。よしよし。

早いうちに買い物を済ませてじっくり仕事をしよう、と出かけ、スタバでしばし書物なんぞをして帰宅。それから仕事を始めたのだけれど、夕方からの余震の多いこと! 5時すぎには大きく揺れて震度4。震源地の福島では6度強。気持ちを落ち着け、仕事再開。でも9時前にまた大きく揺れて、今度は震度3。震源地は茨城。なんとも落ち着かない。

私の携帯電話は緊急速報に対応していなくて、だからちょっと前まで、「地震のたびにケータイが」ときくと、特別に設定してある場合にだけ速報メールが届くのだとばかり思っていたのね。単に古くて非対応なのだと分かった時には軽くショック。でもこれだけ余震が多いとむしろ非対応でよかったとさえ思うのだけれど、揺れた? と感じるたびに振り返ってズラリと並べて飾ってあるムーミンのストラップで確認したり、ちょっと大きく揺れた時には急いでテレビをつけたりしていたところ、ネットでも緊急地震速報のガジェットがあることが分かって、早速インストールしてみた。画面上に、じゃまにならない適度な大きさで、時刻と震源地、震度とマグニチュードだけが表示されるシンプルなところがいい。ところが今夜はその表示が次々に塗り替えられていく。震源地は様々だけど、やはり福島県が圧倒的に多い。都内まで揺れる回数はごく限られているのに、それでもいい大人がこれだけ不安で落ち着かないのだから、こんなに頻繁に揺れている場所にいる子供たちの不安はいかばかりか。胸がつまる。

こういう時に仕事があるのは本当にありがたいことで、仕事に集中することで不安もやわらいでいるものの、さすがに今夜は余震が多すぎて集中力がそがれがち。それを支えてくれているのがオッターヴァから流れるクラシック音楽。いつも以上に助けられていて、どれだけ心強いか。

落ち着かないまま仕事を続け、とうに日付が変わり、すっかり朝。キリのいいところでひと寝入りしようと、まずはお風呂でリラックス。その間も小さな揺れがあり、8時すぎには再び大きく揺れて震度4。今度の震源地は千葉県。震源地がバラバラなのもまた不気味なのよねぇ。こんな状態で眠れるはずもなく、すっかり目が冴えてしまったので仕事続行。徹夜なんてするはずじゃなかったのにぃ!

せめて写真はきれいなお花で♪