まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-06-21

残念ながら週明けの今日もクライアントからのお声がかりはないまま夕方。めったに着ないモスグリーンのニットのパンツスーツに若草色のスカーフをして、東京オペラシティへ向かう。

開場の時間より早く着いてしまったので、エクセルシオールでしばし読書タイム。開場してからコンサートホールへ。他に若草色は見当たらず、コンブリオのリスナーさんとの出会いはかなわなかった。残念。

今日のコンサートは、イヴァン・フィッシャー指揮、ブタペスト祝祭管弦楽団の演奏で、ジプシー・ヴァイオリンの鬼才ヨーゼフ・レンドヴァイをゲスト・ソリストに迎え、ブラームスの曲ばかりを集め、ハンガリー舞曲の第7番・第10番、ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77、交響曲第4番ホ短調作品98というラインアップ。ヴァイオリン協奏曲のあと休憩に入る前に、ゲスト・ソリストパガニーニの変奏曲に「さくらさくら」のメロディをまじえた演奏で大サービス。全体的に朗らかで明るくフレンドリーな印象の楽団で、アンコールでは、まずロッシーニの「楽器の助奏を伴う変奏曲ヘ長調」で楽団のメンバーが次々に立ち上がりソロでメロディをつなぐうち、ゲストのレンドヴァイも飛び出してきて、弾き終わるなり走り去って行ったので場内がわき、続くバルトークの「ルーマニア民族舞曲」のアップテンポで情熱的な演奏で大いに盛り上がった。ブラームスの曲ってこんなにハイテンションで楽しい雰囲気だったっけ? と意外に思ったら、やはり異色の演奏だったようで、もとはハンガリーで祝祭があるときだけ特別に演奏していた楽団が常設になり世界的に活動するようになったそうで、まさに祝祭にふさわしい音色だった。特に弦楽の響きが美しいのが印象的だった。楽しかった〜!

終演後、同じオペラシティの中にある旭鮨で夕食。美味しい♪ ご一緒した I さんから、7月下旬の作品展の案内ハガキを頂く。う〜ん、自分の名前が印刷されているのって、やっぱりこう、こそばゆいカンジ。百枚ぐらいあるんじゃないかなぁ。そんなに配る先ないのに〜!! どうしましょ (^^ゞ