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いつもなら油絵教室は２時半すぎに家を出れば余裕で間に合うのだけれど、今日は１時頃に駅へ向かい、池袋で途中下車。駅前のビックカメラへ。

普段は北千住のマルイの中にあるノジマ電機で用が足りるのだけれど、今日の探しものはノジマにはまったくないか、あっても種類が少なそうだから。まずＰＣ周辺機器の売場で探して見当たらず、きいてみるとオーディオ関係専用の階があった。そうそう、こういうのを探しにきたの。そこにはＰＣ用のスピーカーがずらり。真ん中にノートＰＣが置かれていて、そこに接続されていて試聴できるのだけでも40種類。ボタンひとつで聴き比べができちゃう。それぞれ音がまったく違う。こんなに違うとは！

ノートＰＣに音質なんて期待しちゃいけないものだと思っていたら、先週のコンブリオでＰＣ専用のスピーカーをつなぐだけで相当いい音がするという話をきいて、どうしても欲しくなってしまったのだった。机の上のＰＣをずらしてあいたスペースで作業をしたりもするので、なるべく小さい方がいい。でも音質がよくて小さいスピーカーは高い。む〜。あれこれ聴き比べ、お財布が許す範囲で一番好きな音質のものを選んだ。BOSE。箱の大きさも重さも普通なら十分に持ち帰れる程度なのだけれど、今日は荷物が多いので送ってもらうことにした。楽しみだわ〜。

油絵の道具は教室に置かせてもらっているのに荷物が多いのは、大小２つのサイズのマフィンのほかに今野敏の本が８冊も入っているから。I さんと私とがそれぞれ次々に買っては貸したり借りたりしているものだから、毎回お互いに持ち寄って交換する形になっている。２人して同じ本を買ってしまったことも何度かあるので、最近はその都度メールで知らせ合い、私も I さんも読み終わったあとはＷさんが待っていて、お嬢さんと２人で読みふけるという４人体制。それだけ魅力的なのよねぇ。

さて肝心の油絵は、前回フィンランドの「耕す」風景をようやく描き終わり、今日から描くのは、鮮やかな緑の木々を背景に池に釣り糸をたれている２人の男の子。木々も男の子たちも水に姿が映っているので、実像と映った像とを描き分けるのが大変そうなんだけど、ひとりがしゃがみ、もうひとりは立ったままのぞきこんでいて、その写真の構図がすっかり気に入ってしまったものだから、描きたい思いが強ければきっとうまくいくのではないかと。全体の下絵と、緑の部分に光と影を反映させた下塗りがなんとか終わったところで時間切れ。

I さんがご持参予定だったジンジャークッキーはもっと高級な「えの木てい」のチェリーサンドに代わり、Ｗさんからはアメリカンチェリーとスイカ。私のマフィンも加わって、かなりのボリュームなのでチェリーサンドは持ち帰らせて頂くことに。

ティータイムにこれだけ食べたのに、終了後の夕食は鰻重！　これまた美味しく完食してしまった。体重計に乗るのがこわい〜。