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朝までかかった文庫の一気読みがたたって、ベッドに入ったのは朝８時すぎ。４時間睡眠をめどに午後１時にセットしたアラームで一度は目が覚めたものの、どうにもしんどいのでアラームを２時半にセットし直した … はずだったのに鳴った様子はなく、再び目が覚めた時には外が真っ暗でビックリ！　とんでもないなぁ。テレビをつけたら、そんな私のためのような番組の真っ最中。「たけしの本当は怖い家庭の医学」で睡眠障害を特集していた。寝だめはそれまでの睡眠不足を相殺しているだけで、いわば借金返済にすぎず、たとえば月曜日から金曜日まで正しい睡眠サイクルに戻す努力を続けていても、週末に寝だめをしてしまうと５日間の努力がゼロになってしまうそうな。う〜む。

私がグースカ寝ている間に、これまたお久しぶりの弁護士から仕事のメールが来ていた。急いでファイルを確認して返信すると、すぐにさらなる返信が来て、あとはクライアントのゴーサイン待ち。ページ数が少なくないので当然ながら費用もかさむため、まだまだ景気回復には至らない現状ではこのままゴーサインが出ずにキャンセルもありえることを了解してほしい、と丁寧な説明があった。そうなのよねぇ。よ〜く分かっていますとも。

録画してあったドラマを見たりしている間に、気がつけば夜もとっぷりふけてしまい、起きた時間が時間だから眠れるはずはないだろうと思いつつも、明日は演舞場の昼の部なので、願わくば熟睡できますように、とおととい買ってきて封を切っていなかった「究極の眠れるＣＤ」に頼ってみることにした。お風呂を済ませ、リラックスした状態で、ベッドサイドのミニコンポが１時間後に電源がオフになるようタイマーをセット。部屋を真っ暗にして適度な音量で演奏開始。ふむふむ。静かな水の流れのような音。おだやかなメロディ。これはいいかも、と思いながら聴いているうち、ん？　同じところでグイングインと行きつ戻りつしている。部屋の明かりをつけてコンポをチェックしてみると、演奏時間を示す数値が止まったまま。新しいＣＤなのに傷がついてるのかなぁ。出して調べてみたけど目には見えない。再びＣＤをセットし直して寝る準備。ところが数分後、また同じ現象が発生。これじゃ寝るどころじゃないじゃん！　８分近い長いトラックを飛ばして、次のトラックから開始してみる。なんだかなぁ。

ここからは事後報告。１時間のタイマーが切れた瞬間の記憶はない。てことは効いたのか？？？