まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

とってもビミョー

maru992009-04-08

なんやかやで寝たのが朝7時を回った頃だったから、6時間寝たらもう午後3時すぎ。いつもどおりにメールチェックやネット上のルーティンを済ませると、もうそろそろ家を出る時間。水曜日は映画のレディースデイだから、「鑑識・米沢守の事件簿」 を予約しておいた。「相棒」 の劇場版はなんとなく映画館まで足が向かず、最近テレビで見て、もともと 「相棒」 って凝った作りの番組だから、スペシャル版と映画版との間にあまり違いがないような気がして、正直、映画にする意味がよく分からなかった。映画に不満なんじゃなく、スペシャル版でも十分に面白いんだからそれでいいじゃん、みたいな。でも今回は、米沢守を演じる六角精児さんが昔から舞台でおなじみの俳優さんで、普段は脇役専門なのに晴れて主役となると、これはやっぱり応援しに行きたい。

巧みなストーリー展開もさることながら、目を惹かれるのがディテールの作りこみ。たとえば米沢の自宅の部屋がお宅趣味満載で、なにげなく落語のチラシが貼ってあったり証拠の隠し場所がプラモデルの空き箱だったり。印象的だったのは米沢がストリートで弾き語りをする場面で、背景から大泉学園の駅だと分かった。六角さんはもともとギターの名手だそうで、歌もなかなか。選曲もよかったなぁ。もっと聴きたかった。エンディングでは夫婦の場面がたくさんコラージュされていて、このエンディングだけのためによくぞこれほど、と感心しちゃう。調書の形をしたパンフレットは紙質にもこだわりがあるようで、内容も凝っていた。テレビのスペシャル版でもいいんじゃ? という思いはやっぱりしたけど、テレビドラマが原作の映画にはどうしても拭えない印象なのかもしれない。

スタバでパンフレットを読み終えた後、夕べ終えた和訳文の見直しを済ませたのに、帰宅する頃にはすっかり忘れてしまい、手織を始めてしばらく経ってからようやく思い出した。修正して送信するまでは仕事が終わったことにならないのにねぇ。

今回の手織の宿題は、今までで一番時間がかかっているような気がする。基本編と応用編の2つがあるし、櫛でつめながら織るからなかなか進まないし。織り図どおりに織ったはずの 「イヌ」 がなんだかビミョーで、いそうでいない不思議な生き物みたいになっちゃった ^^;

織りながら聴いていたこのみさんのデイブレイク。メールテーマが旅行だったので、フィンランド旅行の予定があることをメールして、オプションの料理教室に参加するつもりだと書き添えたら、「まるさんはいつも、創ることにこだわっている方という印象」 とこのみさん。なんだかくすぐったくてうれしかったぁ。