まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

新旧バトンタッチ

maru992007-12-31

さて大晦日。大掃除はもうやらない、というかできない、とあきらめはしたものの、このままで新しい年を迎えるのはあまりにも … とため息が出るような家の中。いくら勝手気ままなひとり暮らしとは言っても、やっぱり不思議なもので、ズボラな私でもちょっとは片付けておかないと、という意識が働くんだねぇ。あまりに遅いスタートだけど、とりあえず 「見えるところだけ」 をひととおり片付ける。本の部屋は一度手をつけると何日かかかりそうなぐらいの惨状なので、ここだけは最初から見なかったことにしてドアを閉め、「開かずの間」 として封印。となるとあとはもうリビングと和室と寝室だけなのに、それでもやたらと時間がかかるのは、いかに普段ひどい状態かってことだぁね。


額の入った箱のまま放置してあった油絵の置き場を作り、クローゼットも 「ホクトの回転ハンガー」 を外に出して中の棚をひとつひとつ整理し、ほかにもあちこち整理して、燃えるゴミと燃えないゴミの袋がそれぞれひとつずつ。年内のゴミ収集はすでに昨日で終わっているのを承知の上で、誰にも会いませんように … と念じながら捨てに行く。引き出しや押入れなどの 「見えないところ」 に不用品もたくさん押し込んであるのを自覚していて、年内になんとかするつもりだったけど、とりあえずお預けにせざるを得ない。すでに夕方。今年はもうこれで精一杯。最後に古新聞の束をゴミ捨て場に運んで、そのまま買出しに。なんたってまだお餅の用意もしていないんだもの。


アリオに直行し、買い物を始める前にスタバに寄る。今年のと来年のと2冊の 「ほぼ日手帳」 をバッグに入れてきた。来年の分は12月から使えるようになっているけれど、まだ何も書き込んでいないまっさらの状態。明日からヨロシクね。年間予定表の12月のページには、新年になってから前月の情報が必要になることもあるので今年の分から12月のスケジュールや仕事の記録を書き写し、1月以降すでに決まっている来年のスケジュールも書き込む。1年間しっかり使い込み、写真もたくさん貼り込んである手帳は分厚くて、来年用の新品とは同じ仕様と思えないぐらい。それぞれカバーのデザインに合わせてボールペンの色も変えているところが自己満足ポイント♪


おせち料理は最小限を生協で注文したから、お雑煮の準備だけ。四角い切り餅に、具は鶏肉と小松菜だけのシンプルなもの。母は花の形に飾り切りした人参を入れていたような気もするけど、今年はお正月の定番だった筑前煮すら作らずにサボッてしまうつもりだから人参はパス。蛍光灯も忘れずに買う。リビングのを交換しないと。


さあ、買い物は済んだ。お腹空いちゃったな。時間的にもう年越しそばでいいか。着物のお店にもらった乾麺のそばがあるけど … やっぱり作るのめんどくさ〜い! てことで、アリオのレストラン街にあるお蕎麦屋さんで鴨南蛮。


帰宅した頃にはすでに真っ暗。蛍光灯は30日までに買っておいて、昼間の明るいうちに交換しとくんだったなぁ。隣りの和室の電気とリビングのテレビをつけ、薄暗い中での交換作業。天井にピッタリついてるタイプだから、カバーをはずすだけでひと苦労。不安定な椅子の上でふらつきながら、なかなかはずれなくてもう頭がクラクラしてきちゃいそう。ようやくカバーがはずれても、3連リング状の蛍光灯をひとつずつはずすのがまた大変。ようやく全部はずしたら、今度は新しいのをつける作業。上げっぱなしの腕がそろそろ痛くなり始める。やっとついた。スイッチオン。あれ? 3連リングの一番外側しかつかない。なんで〜? オンオフを繰り返しても蛍光灯のスイッチ部分の接続を確認し直しても、やっぱりついてくれない。あうう。初期不良品? またアリオまで行ってこないといけない? 新品と交換してくれるかなぁ。照明器具の問題だって言われるかもしれないなぁ。そうじゃないことを確かめるため、さっきはずした古い方を再び取り付けてみる。スイッチオン。ちゃんとつく。やっぱり買ってきたばかりの方が不良品か? 念のためもう一度、新しい方をつけてみよう。スイッチオン。ついた〜! ちゃんと3本ともついてるじゃん。なんでさっきはつかなかったの?! ずっと上を向いて腕を上げた状態での作業だから、つけるのもはずすのも大変なのに、何度も繰り返したからもうクタクタ。背中にじっとりイヤな汗かいちゃったよ。この作業、あと5年もしたら、つらくて自分ではできなくなっちゃうんじゃないかしらん。


さて、これで今年の片付けは終了。分厚い方の手帳をめくり、今年の総括をしてみる。今年観た映画は全部で23本。うち邦画13本。一番印象に残ったのは 「エディット・ピアフ 愛の賛歌」 かなぁ。一番好きだったのは 「かもめ食堂」 か 「オリヲン座からの招待状」。歌舞伎は、毎月の歌舞伎座以外に、国立劇場で5回、浅草公会堂、三越劇場御園座でそれぞれ1回ずつ。番外編として 「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」 の通しと 「音の会」。イッセーさんは6公演で、そのうち2回は小松政夫さんとの2人芝居。それ以外の芝居は今年は少なくて、歌舞伎役者が出演していたのが 「朧の森に住む鬼」「砂利」「ドラクル」 の3本。加藤健一事務所が 「特急20世紀」「モスクワからの退却」「コミック・ポテンシャル」 の3本。あとは 「ミザリー」 と、遠山顕先生の和英ひとり芝居 「薬屋の秘密2」。コンサートは、同じ顕先生のライブ以外は全部アルパ。陽水のチケット取れなかったからなぁ。


仕事の総括もしてみた。まず各月の案件ごとにクライアント別に所要時間を集計し、最終的に年間の集計。今年はなんといっても親しい友人を喪ってしまったことが痛恨で、その直後に立て続けに入った数件がどれも分量の多い仕事で、どうにも気乗りがしなくて軒並み断ってしまい、そのせいかたまたまだったのか分からないけど、それから1か月ぐらいほぼ仕事のない状態が続いた結果、1年の労働時間総数は去年より少ない。しかも時間数が一番多かったのは3段階のレートの真ん中のクライアントだったから、割安になる分、年収は去年より2割ちょっと少なくなるみたい。でもこのクライアントは来年からレートアップしてくれることになっているから、来年からレートは2段階で、レートが低いクライアントは2つだけだし、その時間数は2つを合わせても今年のデータで1割に満たない。去年より労働時間が少なかったとはいえ、このぐらいでいいんだよなぁ、と思う。ああ、早く会計処理もやらないと。


そんなこんなで1年の終わり。テレビは何も見たい番組がなかったから、カウントダウンはラジオで、「どう森」 の世界でもハッピー・ニュー・イヤーの花火が上がる。さようなら2007年。お世話になったたくさんの皆さまにあらためて感謝。そしてようこそ2008年。良い年でありますように!