まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

せめても写真は華やかに

maru992007-06-05

夕べはひどく左目が痛かった。しばらく前から軽い痛みを感じることはあって、コンタクトレンズをはずした後も痛みが続き、最初のうちはコンタクトレンズに傷でもついているのかと思っていたのだけれど、たまたま左右とも同じ度数なのでレンズを入れ替えてもやっぱり左目だけが痛いので、ヤバイなぁ、と思いつつ放置していた。それが夕べはレンズを入れていられないほどで、仕方なくめったにかけないメガネをかけて仕事を続けたのだけれど、寝れば治ると思ったのに、今朝起きたら左目が充血していた。ううう。それでも試しにレンズを入れてみたらほとんど痛みを感じなかったので、そのまま仕事を続ける。だってメガネの方が疲れるんだもん。


ところが快調だったのは最初の1時間ぐらいだけ。やっぱり左だけ見えにくい。ついこすりたくなるのをガマンガマン。視界が濁って気持ち悪い。これはさすがにマズイなぁ、と思いながらラストスパート。5時すぎにとりあえず契約書の本文だけは訳し終えたので、添付書類は後回しにして、6時まで受付している眼科へ急ぐ。念のためレンズははずし、裸眼のまま出かけたんだけど、おそらく同じマンションの人と思われる人に挨拶されても誰が誰やら。


せいぜい 「疲れ目ですね」 と言われるぐらいだろうとタカをくくっていたのだけれど、先生は検査機で左目をのぞきこむなり 「よくない状態ですねぇ」 と渋い顔。「白血球が角膜にシンジュンして視界を遮っているんです」 と先生。シンジュン、シンジュン … 漢字は思い浮かばないけど、浸み込んでいるっていう意味だったな、確か。レンズの使用状況と生活パターンをきかれて、かなりマズイと思いつつも正直に、最近は平均4〜5時間睡眠で起きている間はずっとレンズを入れていると白状すると、「そりゃあ無茶ですよ!」 と即座に言われてしまった。このところ特に忙しいから睡眠時間が短いだけで普段はもうちょっと寝ているものの、中学・高校時代からサラリーマン時代を通じてずっとこんな無茶な使い方を続けてきたわけなんだけど、これまでは単に目に無理をさせていただけで、年のせいでいいかげん無理がきかなくなってきているということなんだろうなぁ。… とつらつら考えているところへ、「しばらくコンタクト禁止ね」 と先生。えええ。しばらくってどのくらい? 「最低1ヶ月」 ひぇ〜っ! でもでも、普段メガネをかけなれていないから、メガネだとかえって疲れるし、それに … と悪あがきを試みたものの、「絶・対・禁・止!」 と厳しく念を押されてしまった。ふぇ〜ん。「とにかく目を使いすぎ! くれぐれも安静に」 って、先生、それがなかなか…。


ちょうど3ヶ月ごとの検診時期でもあり、本来なら視力検査の上で3ヶ月分のレンズ2箱をもらうところなのだけれど、左目はレンズを入れられないので、右目だけ持参したレンズを入れて視力検査を済ませる。とりあえず1週間後にまた診察を受けることになり、予備のレンズがまったくないので1箱だけレンズを受け取る。そのまま右目だけレンズを入れたガチャ目の状態で、処方箋をもらって薬局へ。2種類の目薬を渡された。「とにかく目を休めてあげてね」 とここでも言われてしまう。


すっかりお腹が空いてしまったので、ガチャ目のままカレーショップへ。片目だけレンズを入れた状態でも結構普通に歩けちゃうのね。どういうわけか右目をつぶるウインクってできないので、反対じゃなくてよかった。でも、ん?と思うたびにウインクしちゃうから、下手したら勘違いされちゃいそう。


「すきやきカレー」を注文し、待っている間にふと携帯を見ると、ありゃ、4通もメールが届いていた。家にいる間にマナーモードのままだと、携帯の存在そのものを忘れ去ってしまうのよねぇ。片目で返信するのって不自由だわ〜。


早々に帰宅し、右目のレンズをはずして仕方なくメガネをかけ、仕事再開。4通のメールのうち1通は博多で入院している友人からで、その後のやりとりで、彼女のお母様が亡くなったことを知った。これまで何年か彼女がずっと介護をしてきたお母様が彼女の入院直後に亡くなるというのは、まるで彼女や家族に負担をかけまいとするお母様の想いなのではないかしらん、とついつい考えてしまう。お母様は音羽屋の贔屓で、私も何度かお便りをやりとりしたことがあった。心をこめて、合掌…。


彼女は大変だから来なくていいとしきりに遠慮しているのだけれど、どうしても行きたい気持ちに変わりはなく、なんとか時間を作ろうと仕事に集中し、3時すぎに急ぎの案件をひととおり訳し終わった。ところが、深夜だというのに携帯の着信ランプが点滅していたのでチェックすると、納期に余裕があるからと先送りしていた案件の担当者からで、「急がせるつもりはないのだけれど、どんな状況だろうか」 というやんわりとした催促メール。そうだよねぇ。納期はまだ先だとはいえ、急ぎの案件を優先させなければとっくに終わっているはずなんだもの。となると安穏とはしていられないので、カラスの行水でお風呂を済ませ、仕事を続けているうち、あっという間に6時すぎ。ああ、とても眼科の先生には言えない〜。


なんとか今日明日で両方の案件をやっつけ、金曜日には博多に飛んで行くつもりでいるのだけれど、果たしてどうなることやら。