まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

シュールな私

maru992007-02-10

家を出る前にわずか1時間でも、と仕事をしてから大泉に向かう。もうだいぶ長いこと描き続けている水鳥の絵は、井の頭公園の池が背景で、水面に映る木陰が難しくて苦労している。3本の細い筆にそれぞれ水の色、濃い陰の色と薄い陰の色をのせ、ちょっとずつちょっとずつ描いていく。気がつくと息をとめていて、先生からは手首をやわらかくしてやわらかい線で、とアドバイスを受けたのに、ついつい肩にググッと力が入ってしまう。それでもだいぶ厚みが出てきた。背景を描きこんでいくと、メインであるべき水鳥のインパクトが弱くなる。背景のすべてを気の済むまで描きこんでから、最後に水鳥に戻って色を重ねていかないと。まだ当分終わりそうにないものの、どんどん自分の絵が好きになっていくので楽しい。


さてティータイム。夕べ焼いたモイストジンジャーケーキは、しっとりもちもちしていてまるで蒸しパンのよう。ケーキとしてはいたって地味だけどほっとする味、という評価だった。そこが家庭のおやつとお店のケーキの違いかなぁ。パッと見である程度の華やかさがないとワクワクしないという…。


私たちが描いている間に、王先生がサラサラとボールペンで、あっという間にキャンバスに向かう3人の似顔絵を描いてくれた。これが写実でなく抽象ですっごくおもしろい。あいにくデジカメを忘れてしまったのだけれど、携帯電話のカメラで写してブログへの掲載を了承してもらった。ボールペンだから消せないのに、これだけの絵がその場ですぐに描けちゃうんだもんなぁ。すごい才能。


終了後はしゃぶしゃぶのお店へ。いつも満席で入れないので、I さんが事前に予約しておいてくれた。牛と豚と鶏肉の3種類が食べ放題。野菜もたっぷり頼んで、はぁぁぁぁ、おなかいっぱい。


10時すぎに店を出て、帰宅したのは11時すぎ。仕事の続きをするつもりでファイルを開いたものの、いつのまにか上のまぶたと下のまぶたが…。無理しても仕方がないのであきらめてお風呂へ。帰り道で買ってきたばかりの安野モヨコさくらん」 を持ち込んで読み始めたら、おもしろくて眠気がすっ飛んでしまった。この作品はすでに映画化されていて、左團次さんがご出演。きっとこの役なんだろうなぁ、と想像しながら読む。最後まで読み終えてからPCに向かうと、あらら途端にまぶたが…。条件反射だな、こりゃ。ということで今日はここまで!