まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ちょっとブッキー?

maru992007-02-01

毎日バタバタとあわただしく時間に追われているうちに、あっという間に1月は終わってしまった。かろうじて1月中にどうしても終わらせないといけなかったことだけはかろうじて終わったけれど、その分、後回しにしていることがた〜くさんある。それでも今日は、ようやく大きな仕事が終わったばっかりだから、ちょっとひと息。昼過ぎに家を出てMOVIXへ。


どろろ」 面白かった〜。昨日の 「幸福な食卓」 は150人弱の小さなシアターだったけど、今日はほぼ3倍の大シアターで、夕べネットで予約した時にはまったくうまっていなかったのに、ほぼ8割近い盛況だったのでビックリ。これほどの入りは夏休みの 「パイレーツ・オブ・カリビアン」 以来だ。いくら毎月1日は千円ポッキリだからって、平日の昼間なのにどうしてこんなに学生たちが? テスト休み? 


妻夫木聡ってキレイだなぁ。カッコイイとか演技がどうとかいうより、なんてキレイな顔なんだろうと見入ってしまう。柴咲コウは、美人キャラとして出ていないせいもあって、むしろクルクル変わる表情とはっちゃけぶりが魅力的。とにかく楽しそうに演じている。脇もいい。中井貴一原田美枝子の両親もさることながら、中村嘉葎雄の琵琶法師と原田芳雄の呪医師が秀逸。他にも瑛太杉本哲太土屋アンナらがいい味を出している。個人的には、劇団ひとりと寺門ジモンはあえて使わなくてもよかったような…。魔物と戦う場面はハイパー妖怪映画みたいだけれど、原作を大切にして、ヒューマンな部分をしっかりと描いている。面白いと思ったのは、「いつでもない時代、どこでもない場所」 という設定が 『朧の森に棲む鬼』 と一緒で、酒と女と賭け事にあけくれる猥雑な街の描き方もとても似通っていたこと。ある意味、世界観が似ている。ニュージーランドまでロケに行った成果は十分にあり、スケールが大きく映像も美しい。「幸福な食卓」 とはまったくタイプの違う映画なのに、どちらもエンディングの曲はミスチルで、もちろんまったく違う曲で、それぞれの映画の雰囲気にとてもよく合っていた。「どろろ」 の原作、また読みたくなっちゃったなぁ。


まっすぐ北千住に向かい、家電量販店、手芸用品店と書店を回る。まず家電量販店では、PCの現状を説明して買い替え時をきいてみた。やはり Vista は安定して周辺機器がでそろうまで1年ぐらいは待った方がよくて、それよりなにより1日も早くリカバリーをかけろって。そうなのよねぇ。分かってはいるのよぉ。そのためにノートPCも準備したんだし。でもやっぱり、リカバリーに万一失敗した時のことを思うと、仕事が途切れないと踏み切れないのよねぇ。手芸洋品店では、タティングレースの道具があればほしかったのだけれど、なかなか店頭に並ぶ商品ではないそうなので取り寄せてもらうことにした。ちょっとやってみたいだけで急いでないから。書店では早速 「どろろ」 を探したけど空振り〜。着物のお店にも顔を出してお茶をご馳走になったりしていたら結構な時間になってしまったので、久しぶりに紅虎餃子房で夕食。このところ外食ばっかりでたるんでるなぁ。なんにしようかなぁ、とメニューを見ていたら、「トマトの坦々麺」 なる不思議なモノが。美味しいのかぁ? 半信半疑だったけど怖いもの見たさで注文してみた。かなり辛めのスープに皮むきトマトがまるごと1つ。これをくずして一緒に食べると辛味がやわらいで、トマトの甘みと酸味がなんともいえない意外なマッチング。おもしろ〜い。しっかり完食し、レジで店長さんに 「初めての味で、とっても美味しかったです」 と言ったら、「それはそれは」 と名刺にサラサラとメモをして渡してくれた。次回それを出せば杏仁豆腐をサービスしてくれるんだって。へへっ。言ってみるもんだねぇ。


すっかり遊んでしまったので、帰ってからは仕事に励む。なかなか集中できなくて悶々としているところへメールの着信。「ファックス届いてます?」 あ、そうだった! 家を出る前に電話があって、あとで送るから帰ったら確認してほしいと言われていたのに、すっかり忘れてしまっていた。いそいで確認すると、細かくてとても読めない。拡大版を再送してもらったけれど、それでも読みにくくて、幸いページ数が少なかったので電話口で読み合わせをしてもらった。「この時間も請求して下さいね」 って、お気遣いに感謝。


あちこち書き込みで真っ赤になった原稿はひとまず置いといて、もとの仕事を終わらせてしまおう。本来の納期は火曜日なんだけど、明日には大物が来ちゃうはずだから。途端に気合が入って集中力もアップ。3時近くにひととおり終了〜。見直しはとりあえず明日にしようっと。


… あっ! 歌舞伎座夜の部の感想がまだだ! く〜っ!