まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

レーズンバンズ

maru992006-06-21

朝から昨日の案件やらなんやら何度もメールが届く中、ギリギリまで仕事をして、2時15分からのパン教室に間に合うように余裕をもって家を出る。何を勘違いしたのか、パン教室は通常2時間だから4時15分までなのに、4時10分からの映画をネットで予約してしまった。先生によっては前のクラスが終わって準備もできていると早く始めさせてくれるのだけれど、今日はそうはいかなくて、時間どおりにスタート。6回目の今日はFのフルーツでレーズンバンズ。レーズンだからRじゃん! … などとツッコミを入れてはいけない。卵を使わずバターも少ない生地のパンが2つ続いた後、今日のは逆に油脂分が多い生地で、こねてる間もネバネバのグニョグニョ。8割ぐらいこね上がったところでラムレーズンをちらし、丸くまとめて一次発酵。


30分と発酵時間も長く、その間にひとおとおり手順の説明を受け、ざっと計算してみると、相当スムーズに進んでも4時前には終わりそうにない。やっば〜。ベンチタイムや発酵の間はおとなしく待っているしかないから、せめて手作業の部分を素早く進めないと。分割も丸め直しもスイスイと手早く終わらせ、4時ちょっと前に焼き上がり〜♪ 粗熱をとっている間に帰り支度を済ませて、同じテーブルの他の皆さんの焼き上がりも見たいけど、今日は早々に失礼してMOVIXへ。


花よりもなほ」 を観た。V6の岡田君が主役とはいえ、ただのアイドル映画ではない、という評判どおり、なかなか面白かった。是枝裕和監督作品で、柳楽クンのカンヌ最年少最優秀主演男優賞で話題になった 「誰も知らない」 とはまったく違うテイスト。「松子」 と同様に多彩な顔ぶれで、明るさと切なさが溶け合っていて、後味がよく、素直に好きと言える作品(そこが 「松子」 と違う)。もう一度観たい気もするなぁ。


大満足で映画館を出て、携帯の電源を入れると、「○○の件はいつ頃できますでしょうか」 という控えめな催促のメールが。ん? ○○の件? なんだっけ、それ? えっとえっと、と考え考え、ハタと思い当たった。そういえばもう1か月以上も前のやたらと忙しかった時に、いかにも手間のかかりそうな書類を打診されて、できることならこないでほしいと願いながら6月初めまでは手をつけられないと返信したら、「それでもいいから」 と言われた案件が…。どんなんだっけか? まったく思い出せない! 冷や汗たら〜り。夕食を食べて帰るどころではなくなり、慌てて家に向かう途中、駅前ではサックスの健佐さんがライブの準備を始めたところ。「急ぎの仕事が入ってしまったのでごめんなさ〜い!」 とご挨拶だけして、買物も何もせずに家へ。


メールを探し当て、ファイルを開いて呆然とした。そうだった〜。この大変そうな書類だった〜。キレイさっぱり忘れていたからまったく手をつけていない。ちょっと前に在庫がはけたと思い込んで、何もしないでグダグダ過ごしたことが今さらながら悔やまれる。本来なら催促のメールをくれた先生にひとまずメールすべきところだけれど、どのくらい時間がかかるものやら、始めてみないことにはなんとも答えようがないので、とりあえず仕事にとりかかる。ああ、どうしてこうなっちゃうんだろう!


… そのまま結局徹夜して、9時すぎまで頑張ったけれど終わるはずもなく、とりあえずお詫びと、できれば今週いっぱい時間をほしいとメールを入れる。あああああ。右肩はシクシク痛いし足はパンパンにむくんでるしぃ。自業自得なんだけどぉ。優雅な朝食になるはずだったレーズンバンズは、結構カロリー高いのに夜食としてもう全部お腹におさまってしまった。あう〜。