まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ドライフラワーの素敵な飾り方

maru992006-06-19

梅雨の中休みだそうで、カラリと晴れ上がってムシムシと暑い。来るはずの書類が届かないまま、仕事の方も宙ぶらりん。こういう自由な時間を待ちわびていたはずなのに、いざとなると時間の有効利用ができないのはなぜかしらん。やらなくちゃやらなくちゃ、でも時間がない〜、と思っていた数々のことが実は単にやりたくなくて先延ばししていただけだったことに気づく。そうだよね。好きなこと、やりたいこととなると、睡眠時間を削ってでも平気でやれてしまうのだから。


グズグズだらだら過ごした後に、夕方にはマッサージ。仕事は落ち着いているものの、このところ右肩の痛みがずっととれないでいる。気候のせいもあるらしいので、しばらくは続きそう。バンテリンをすりこんでもすりこんでも痛みが消えない右肩をグイングインともみほぐしてもらっているうちに、血流がよくなってジンジンと暑くなってくる。昨日あの雨の中、サロンの前を通って駅まで行くところを見かけたと言われて、実は例によってこんなポカをして … と昨日の顛末を話すと、トモコ先生、ケラケラ笑って 「サザエさんみたい!」 だって。う〜ん。確かに、サザエさんも年齢は20代の設定だけど、番組はもう60周年を過ぎたから、おっちょこちょいが治らないってところは同じだなぁ。


またアリオまで足を伸ばして、スタバで小説を読むつもりが、ちょっとその前に、と開いたジャパンタイムズクロスワードに久々にはまった。全部うまると気持ちいいなぁ。


BSで 「楢山節考」 を見た。つらい話だ。掟に従って捨てられる親も、捨てなければならない子供も。カラスが群れをなす禿山に、辺り一面の人骨。目を背けたくなるような居たたまれない場所で、死が訪れるのを待つ身はどんなだろう。そういう状況に親を置き去りにしなければならない子の側には、いずれ自分も捨てられる運命が待っている。連綿と続く因習。それでも、そうしなければ村を守ることができないほどの貧しさの中で必死に生きる彼らの強さ、たくましさ、生命力の輝き。月並みな言い方になってしまうけれど、人間には本来これほどの生命力が備わっているはずなのに … と、あまりにも簡単に死を選んでしまう現代の闇を思う。


お風呂の中では、近藤ようこの文庫版コミックス 「心の迷宮」 上下巻を一気読み。たかが漫画、されど漫画。読後の満足感は小説やドラマに勝るとも劣らない。奇抜な設定に頼ることなく、ごくごく日常的な生活の中での様々な葛藤を丁寧に描いていく姿勢は、向田邦子さんの世界を思わせる。さらにもう1冊、「ロッカーのハナコさん」 でおなじみの石井まゆみ作 「キャリアこぎつねきんのもり」 待望の4巻。3巻が出てからかなり時間が経っているので、ついつい1巻から読み直してしまった。この話も好きだなぁ。続編が楽しみ。


… こんなことばかりしていていいのだろうか???