まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ちょうちょ、見える?

maru992006-06-18

二度寝してしまった後、電話の音で目が覚める。「寝てた?」 いえいえ、と思わずウソをついてしまったりして。


夕べ焼いたケーキは、遠距離移動で形が崩れないようにラップをかけた後もとの型に戻す。それで思ったんだけど、丸い型の大きさって何種類かに決まっているから、それぞれのサイズに合わせたフタがあればいいのに。そうしたらどんなラッピングよりケーキの大きさにいちばんピッタリなんだから形が崩れてしまう心配がなくて、持ち運びが楽になるのになぁ。


油絵の日の雨はつらい。ただでさえ大荷物な上に傘までさして、右肩の痛みに耐えつつ、途中でひと息つこうにもバッグを下に降ろすこともできない。途中でキレイな花を見かけてもカメラを出して構えることもできないし。駅までの道も遠く感じる。今日の油絵はメンバーのご自宅で自習なので、目指すは永福町。下北沢で乗り換えて井の頭線。距離的にはかなりあるけど乗換えが1回だけだからラクチン。


永福町の駅からは、前回の記憶をたどりつつ無事に到着。方向音痴の私にしては上出来、と自己満足にひたりながらピンポ〜ンと鳴らすと、出ていらしたのはWさんのご主人。ビックリした顔をなさっている。あ、あれ? 今日じゃありませんでしたっけ? 「いや、今日は今日なんですけど、大泉の方じゃないんですか?」 へっ?! 「そう言って出かけましたよ。そろそろ着いてる頃じゃないかな」 え〜っ! すぐにWさんに電話を入れたけど留守電。続いて I さんにかけてもまた留守電。えっとえっと、じゃあ I さんの息子さんがいるはずの大泉のお店にかけてみよう。「ええ、こちらで3時からってきいてます」 ひゃ〜っ! 私ってば土曜日だと思い込んでいたのが日曜日だっただけじゃなく、場所まで勝手な思い込みで間違えていたのね。「車があればお送りしてさしあげたいところなんだけど、あいにく修理に出しちゃって」 と言って下さるご主人。ととととんでもないです! お休みのところお邪魔してしまい申し訳ありません! 「意外におっちょこちょいだとは家内からきいていたんですが …」 と、ご主人、くすくすと笑いながら、「なんだかうれしいなぁ」 ですって。意外でもなんでもないんですよぉ。「普段しっかりしていらっしゃるんだから、ちょっとぐらいはいいんじゃないですか?」 って、しっかりなんてしてないから困っちゃうんですぅ。


ご主人に重々お詫びをして、大泉に向かう。バスに乗り換えるために吉祥寺で降りたら、さっきまで小雨だったのに土砂降り状態。な〜んか雨の神様が上で見ていて私のことを大笑いしながら面白がって降らせているような気がしてきちゃう。吉祥寺からバスなんて乗ったことがないから乗り場へたどりつくのもひと苦労。すでにWさんと I さんには連絡済。バス停が長蛇の列だった割には、2台続けて来たので席を確保することができ、大荷物をおろして、ふぅ、とひと息。まったくなぁ。自分がおバカなのを自覚していながらどうしてこう学習能力がないというか、注意するクセがつかないというか。もう自分の日常で遭遇しそうなほとんどのおバカをやりつくしたつもりでいたのに、まだまだ新たな落とし穴があるのねぇ。


バスが途中で渋滞につかまり、1時間半以上かかって、大泉に到着したのは4時すぎ。Wさんのところにご主人から、思いがけず私とオシャベリすることができて楽しかった、というメールが入ったという。お喜び頂きましたか〜、って、そういう問題じゃないって。


大泉では7時8時まで描くことが多くて、今日は私のタイムロスもあって8時まで。最後にはもう自分ではどうしていいか分からないところまで到達したので、あとは来週の鄭さんのアドバイスを待つばかり。途中のティータイムでは、夕べ焼いたなんということもないケーキが意外に好評で、ヨーグルトが入っているせいかさっぱりした口当たりなのがいいって。お湯にひたしたドライフルーツのクランベリーが生のようにシャキシャキなのも食感のアクセントになってよかったみたい。


あれだけ降っていた雨がカラリと上がり、終了後は近くの居酒屋さんへ。いつも混んでる店が今日はサッカーのクロアチア戦だから空いているんじゃないかと。これが大正解。あとから I さんの息子さんとガールフレンドも加わり、クロアチア戦が始まる前に帰ると言っていた2人もついおしゃべりに興じて帰るきっかけを失ってしまったので、2人だけ店内のワイドスクリーンがある席に移動することになった。1人500円の割増だって。ビックリ。この店は鮪が美味しい。サッカーは結果ぐらいは知りたいけど特にリアルタイムで見なくても、というおばさん3人組は、時折り聞こえてくる歓声に一応は耳を傾けつつも、おしゃべりで盛り上がる。11時前、ハーフタイムが終わった頃におひらきにして、そのまま見続ける2人を置いて、店を出る。いやぁ、とんでもないポカで冷や汗かいちゃったけど、終わってみれば結果オーライ? みたいな。


帰りの電車がガラガラに空いていたのはやっぱりクロアチア戦の影響だろうか。家に着いてからニュースでドローだったことを知る。お風呂で右肩のマッサージをしながら、再び今日のおバカを反省。はぁぁぁぁ〜。