まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ケーキ

maru992006-06-17

夕べ寝たのは明るくなってからだったので、起きたのは10時すぎ。コーヒーをいれにキッチンへ行くと、そこには夕べ焼いたもののイマイチなケーキが…。どうしようかなぁ。ごくフツーの日のおやつとして家族に出すんだったら何も問題ないんだけど、一応はイベント用となるとちょっとなぁ。ええい、食べちゃえ、ってことで朝食代わりに一切れ。う〜ん、やっぱり飲んだ後に作ると手順が雑になるのか、それがしっかり味に出ているなぁ。


さて仕事。たかだか15ページに1週間ももらって、もっと早く仕上げて送るつもりでいたのに、なまじ時間の余裕があるとなかなかテンションが上がらない悪い癖が出て、結局週末になってしまった。夕方にひと通り終了。窓の外を見ると日差しがかなり強そうなので、6時をすぎて翳り始めた頃に家を出る。アリオでちょっとした探し物にぐるぐる歩き回った後、スタバで終わったばかりの訳文の見直し。始めてまもないところで居眠りしてしまったらしく、女性の甲高い声で目が覚めた。「翻訳なんてねぇ、ハリポタみたいに売れない限り食べていけるはずないんだから、無理無理。やめときなさいっ!」 言われてる方の顔は見えなかったけど、同世代の友人っぽい。30代にさしかかるぐらいか。確かに誰でも楽々ベストセラーの翻訳が回ってくるような世界ではないにせよ、文学だけが翻訳のジャンルではないし、そんなふうに断定的に他人の夢をつまなくたって…。幸いテーブルが離れていたので私のテーブルの上の書類が目に入るおそれはなく、私は一応これで食べてるんですけどぉ、と思いながら見直しの続き。


すっかり遅くなってから、外へ出ると、雨。ありゃりゃ。昼間あれだけ晴れていたものだから、バッグに入っていた傘をわざわざ出して置いてきてしまった。すでにアリオの中の店舗は営業が終了してシャッターが閉まっている状態なので買うこともできず、仕方ないから濡れていこう。この時点では、近くのコンビニでビニール傘を買うつもりでいたのだけれど、そこへ着くまでにすっかり濡れてしまったので、今から傘をさしても意味ないか、とそのまま歩き続ける。そのうちにどんどん雨が強くなってきて、しまいには本降り。15分ちょっと歩く間にビショビショのグショグショになってしまった。家に着いて作務衣を脱いだら、中のTシャツまでびしょぬれ。こんなに濡れたのは久しぶりだわ〜。冬なら途端に風邪をひいちゃうところ。


見直しが終わった書類の修正を済ませて、送った時には日付が変わる寸前。やれやれ。え〜っと、次はなんだっけ? ん? そういえば書類ができ次第2日で仕上げてほしいと言われていた案件がそれきりナシのつぶてで何も届いていない。てことは、在庫がはけてる状態?! わ〜い!


嬉しくなって、いい気分で再びクランベリーのサワーケーキを焼く。他のレシピに変更しようかとも思ったけど、酔って作った分とフツーの時に作った分とを較べてみたい気もして再挑戦。今度はひとつひとつの手順を丁寧に丁寧にして、型から出すのも粗熱がとれるまで待って慎重に。その甲斐あって、ひとめで違う焼き上がり。へへっ。プレーンな丸型で焼いている間にかなりふくらんだ分、表面にちょっと亀裂が入ってしまったので、パウダーシュガーと2色のアラザンでデコレーション♪