まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

雨露を抱いて … その2

maru992006-05-14

今月中にマンション管理組合の臨時理事会を開かざるを得なくなったばかりだというのに、11月に決まった同窓会の方も待ってはくれずに、たまたま幹事のひとりがこれまでみんなの集合場所になっていたお店を今月いっぱいで閉店することになったものだから (どうやら離婚してしまうらしい…) 今月中にその店で集まろうということになり、朝からその連絡でバタバタ。スケジュール調整にひと苦労。


さて、仕事するかな、とファイルを開いた途端に、新しい依頼が飛び込む。火曜日までかぁ。厳しいなぁ。物理的に絶対無理というわけじゃなく、気分的に憂鬱というか…。メールの主も日曜だというのに仕事をしていることだし、前にやった案件の続きだし、実質4ページと短いし、やっぱり断るわけにいかないかぁ。


とぎれがちな集中力をつなぎとめ、つなぎとめ、どうにか仕事を進める。そろそろ8時になろうとする頃、現実逃避をかねて何気なくテレビの番組表をPCでチェックしたら、なんと8時からフィギュアスケートがあるではないか。世界初の3地域対抗戦?! ヤグディンも登場?! これは見るっきゃないっしょ! ギリギリ3分前に気がついたのも偶然じゃないかもしれないし … と都合のいい解釈で仕事を放り出し、ソファーの前に陣取る。


荒川静香エキシビションだけで、解説とインタビューアを担当。第1滑走者はヤグディン! 彼が金メダルをとったオリンピックを夢中で見ていた。懐かしいなぁ。プルシェンコのように貴公子とか王子様とか騒がれるタイプより、ヤグディンみたいにどっちかというと腕白坊主みたいなタイプの方が好きなんだよね。オリンピック当時のような圧倒的なパワーはないけれど、その分、プロとしての余裕が感じられる洗練されたスケーティング。オリンピックやその代表選考を賭けた試合と違って、どの選手もリラックスして、のびのびと滑っているのがいい。転んでも転んでも滑り続ける姿が痛々しかった本多も、オリンピックに至る数ヶ月は悲壮感さえ漂っていた安藤も、実にいい笑顔を見せていた。高校生になってから初めての公式戦に臨んだ真央ちゃんも、わずかな間にグンと大人びて、ひとつひとつの動きに女性らしさが加わり、さらに安定感が増している。オリンピックの代表選考中、真央ちゃんはただひとり選考の対象外でストレスフリーな状態で好成績をあげて旋風を巻き起こし、他の選手をピリピリさせていたことを思うと、真央ちゃんが安藤選手のチームメイトとして談笑し、解説の荒川静香が真央ちゃんをストレートにほめる、その様子になんだかドキドキしてしまった。結果的に真央ちゃんは女性陣の中の最高得点をマークし、日本チームが見事優勝! 今回の出場選手がどうやって決まったのか分からないけど、プロアマ混合だから、今後は荒川静香もまじえたドリームチーム結成の可能性もあるかもしれない。面白い展開になってきた! 選手たちがこんなに頑張ってるのに、すったもんだのスケート連盟。しっかりしてほしい。


録画しながら2時間じっくり観てしまったので、気合を入れ直して仕事再開。日付が変わるまで頑張って、とりあえず今日のノルマは達成〜。さあ、お風呂に入るかな、と思いながらなにげにミクシィをのぞくと、イッセーさんのコミュニティに書き込みが。え〜っ! 教育テレビでライブの中継があったの?! 知らなかった〜! 再放送あるかなぁ。くすん。