まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

早咲きの紫陽花

maru992006-04-23

ぱんだまるの今日のひとこと。「スヌーズ … むにゃむにゃ」 まさにそのとおりで、ああスヌーズ機能でまた鳴ってるぅ、と思いながら、なかなか起きられないんだよねぇ。ベッドでグタグダしている結果、時間がなくなりバタバタと慌しく身支度をせざるを得なくなる。すっきりシャッキリ起きた方が自分が楽なのに、って頭では分かっているんだけどねぇ。


それでもどうにか間に合う時間に家を出て、渋谷へ向かう。シアターコクーン中村勘三郎を座頭とする 『東海道四谷怪談』 の公演。1階の真ん中を横につっきる通路の前は座布団を敷き詰めた平場、後ろが椅子席で、この通路を花道よろしく役者が通る。私の席は椅子席最前列の真ん中ブロックで、すぐ近くには蜷川幸雄野田秀樹江口洋介、京本正樹、岡本健一、オセロの中島知子。他にもいたかもしれない。今回の公演は北番・南番と2通りの演出で、そのうち今日は北番の千秋楽とあってカーテンコールも盛り上がっていた。勘三郎は圧巻だったけれど、芝居全体としてはちょっとなぁ、と不完全燃焼気味。それでも平場がほとんど総立ちになってしまったので、スタンディングオベーションをする気はまったくなかったけれど、見えないから仕方なく立つ。う〜ん。コクーン歌舞伎はこの路線でどんどん私が見せてほしい世界から乖離してしまうのだろうか。前回の演出を練り直すという明日の南番に一応は期待してみよう。


久々の渋谷なのにあちこち寄る余裕もなく、仕事のためにトンボ帰りせざるを得ないのが悲しい。車内で隣り合わせに座ったオバサマ2人もコクーンからの帰りで、「なんだかちょっとねぇ」「若い人向けよね」 と話していた。そうかぁ。私がイマイチ楽しめないのは、すでに 「若い人」 じゃないからかもしれないわ〜。納得しながら、ガックリ。


今の仕事は30数ページの書類の抄訳で、まずこの抄訳を終えてから、全体を和訳することになっている。日付が変わる寸前にとりあえず抄訳をひととおり終了。見直しのためにPDFファイルをプリントしたら、フォントが小さいので驚いた。和訳している間は画面上で拡大しているから、実物はこんなに小さいとは思っていなかった。思ったより時間がかかったのはそのせいかぁ。幸いまだ小さい文字でも大丈夫だけれど、そのうち見えにくくなってくるんだろうねぇ … と将来をちょっと懸念してみたり。


最近は、寝る直前まで仕事をしていると頭の中がグルングルンでなかなか寝付けないので、寝ないと翌日まずい場合はお風呂に活字を持ち込むのをやめて、お風呂場の電気を消して入るようにしている。もちろんテレビもつけない。リビングの明かりがもれてくるので真っ暗闇ではなく、お風呂場のタイルに貼った星型のシールが蛍光塗料で青白く光る。でも活字がないとついどうでもいいようなことをグルグルと考え始めてしまって、とめどなくなったりすることもあって、なかなか頭を空っぽにしてリラックスルことができない。瞑想術でも学んでみようかしら … ?