まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

こんぴらツアー3日目

maru992006-04-17

今日も早起きして朝風呂へ。温まりすぎると汗が引くまで時間がかかるので、さっと済ませる。金丸座2日目のキワモノファッションは、ハッピは同じで、中の柄が連獅子に変わる。歌舞伎座ではさすがにこんな格好できないからねぇ。


バイキングの朝食に向かう途中で、昨日楽屋にお邪魔した三味線の方にバッタリ。同じホテルなのは分かっていたけれど、まさか偶然お会いできるとは。ビックリ! 「やっぱりご縁があるのよ!」 「ねぇねぇ、あの人、独身?」 「いいんじゃない? どう?」 って、何を考えているんですか〜! ご一緒させて頂いて3日目にして、なんかもう、一度に4人のお母さんができちゃったみたいなノリなんである。私も私で、本来なら一番下っ端かつ新参者の私がパシリよろしく真っ先に動かなくちゃいけないのに、鈍感で気もつかないし、気がついた時にはすでに他の方が動いてしまっていて、ほとんど何も手出しすらできずに、なにもかもやって頂くような状態で…。まぁ、飲み会でもいつもお酌して頂くばかりで、どうにも気が利かないタチなんだけど。


今日の金丸座は、同室の5人のうち私ともう1人が西の桟敷の1番という升で、十数人が入る大きな升なので少しでも早く行こうということになり、10時開場のところ1時間も早く到着。それでもすでに待っているグループがいて、私たちは2番目。「オシャベリしてればすぐよ」 と、まさにそのとおりで、あっという間に1時間経って開場。当然のように升の中の最前列に陣取る。


舞台番として最初に登場したのは、夕べ浴衣で即興の踊りを披露してくれた三津之助さん。初めの演目で義太夫を盛り上げる三味線は、昨日楽屋にお邪魔した方 (上手上段の簾内で、お顔が見えないのが残念!)。もうそれだけで楽しくなってしまう。昨日の第二部にも増して濃厚な芝居と目も覚めるような華やか&端正な踊りを心ゆくまで楽しんだ後、後ろ髪を引かれるような思いで金丸座に別れを告げる。きっとまた来るからね!


さぁ、これからが大忙し。ツアー旅行に特有の 「観劇パック」 が2日分。嵩張る上に、お土産として入っている讃岐うどんが結構な重さ。それで急遽、宅配でバックごと家に送ることにして、終演から集合まで1時間足らずの間に、キワモノファッションを作務衣に着替え、荷物を詰め直し、売店で配送の手配。ひとりなら間に合わないかもしれないところを皆さんが手伝って下さるので、さっさと終わってコーヒータイム。すご〜い!


ああ、後は帰るだけ。悲しい〜。ホテルから高松空港に向かい、飛行機の中で、とんでもないことに気がついた。ホテルから宅配で明日届くはずのバッグの内ポケットに家の鍵を入れたままだ! 前の晩から送るつもりで準備すれば気がついたかもしれないんだけど、ただでさえおっちょこちょいなのに慌てていたからなぁ。でもでも、確かお財布に … あった! スペアキー。入れておいてよかった〜! ただ、これだけでは家に入れない。というのも、空き巣未遂にあって玄関ドアに穴を開けられてしまった時に鍵を取り替えたので、1階エントランスのセキュリティロックを解除する鍵と玄関の鍵が違っていて、スペアキーがあるのは玄関の方だけ。でもまぁ、なんとかなるっしょ、多分…。いやぁ、やっぱり、なにかしらやらかしてしまうのだねぇ。(升さん、笑ってるでしょ!)


羽田空港で皆さんとお別れ。「これからもヨロシクね!」 と嬉しいお言葉を頂く。こちらこそ、今後ともどうぞよろしく! 先生にもご挨拶をして、リムジンバスで一直線。8時半近くで、誰にも会わなかったらお隣りにロックを解除してもらおう、と考えながら歩いていくと、マンションの真ん前で管理組合の副理事長さんにバッタリ。ラッキー♪ なにげに次の理事会の話なんぞしながら、何事もなかったかのようにロックを解除してもらい、無事に帰宅。とうとう2泊3日の楽しい旅行が終わってしまった。


1日目はバスでの移動のたびに携帯で日記を書きため、その日のうちにアップできたのだけれど、2日目は時間がとれなかったので、帰宅後2日分の日記を一気に書いたら、あやや、もうすぐ日付が変わってしまう〜。今日中に何ページか仕事を終わらせるつもりだったんだけど〜!!